最終更新日: 2025年02月17日
ポロシャツの特徴を知って快適に着よう!由来からブランドまでまるっと紹介
ポロシャツと聞くと、「ゴルフウェア」や「お父さんがよく着ている服」などのイメージが湧く人もいるかもしれません。
しかし、実は生地感やシルエット、カラーバリエーションが豊富であることをご存知でしょうか?
同じポロシャツでも、フォーマルからカジュアルまで雰囲気をぐっと変えて着こなすことができます。
今回は、由来や素材といった点からポロシャツの特徴をご紹介します。
最後におすすめのポロシャツブランドや男女別のコーディネートもまとめていますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ポロシャツの由来や他のウェアとの違い
ワイシャツよりラフですが、きちんと感のあるポロシャツ。
気軽に着られるので重宝する人も多いのではないでしょうか。
実はポロシャツはスポーツから生まれた衣服です。
ここでは、ポロシャツの由来やワイシャツなどとの違いをまとめてみました。
紳士のスポーツ「ポロ」のユニフォーム
ポロシャツは、スポーツ競技から生まれた衣服です。
1927年、テニス選手であり、「LACOSTE」の創業者でもあるルネ・ラコステ氏がポロシャツを生み出しました。
それまでのテニスのユニフォームは、ワイシャツのような襟のついた長袖シャツで動きにくいものでした。
動きやすさを求めたラコステ氏は、「ポロ」というイギリス発祥の乗馬競技で着られていたユニフォームに目をつけました。
「ポロ」では、吸水性と伸縮性に優れたジャージ素材の丸首シャツが着られていました。
そこにテニスのユニフォームの形を融合させ、襟をつけたのが「ポロシャツ」のはじまりです。
ワイシャツやブラウスとの違いは?
ポロシャツは襟が付いた半袖が基本の形です。
また、2~3個のボタンが首元についており、かぶって着る“プルオーバー”のシャツをポロシャツと呼びます。
定番ファッションアイテムとしてとても優秀で、高い通気性と快適な着心地を持ち、男女問わず日常使いしやすいです。
ビジネスシーンで着るなら、ワイシャツのような台襟やボタンダウンのついたタイプがおすすめです。
一方、ワイシャツは襟付きの長袖で前面をすべてボタンで留める前開きの形状が主流です。
ワイシャツの生地は平織りなので、ポロシャツのような伸縮性がなく、着るとかっちりした印象になります。
スーツの中に着るのが一般的で、ビジネスシーンや冠婚葬祭など、フォーマルな恰好がふさわしい場面でよく着られます。
また、ブラウスは女性向けにデザインされたトップスです。
余裕のあるシルエットとやわらかい質感の素材が使われることが多いです。
襟元や袖口のデザインが豊富で、1枚でも華やかな印象になります。
素材やお手入れ方法に見るポロシャツの特徴
ポロシャツと一口にいっても、素材によって着心地や見た目が大きく変わります。
自分の好みや季節感に合った1枚を見つけるには、生地感やシルエットに注目するのもいいかもしれません。
以下にポロシャツによくある素材やシルエット、デザインについてまとめましたので参考にしてみてください。
鹿の子などの独特な生地感
「鹿の子」は、スタンダードなポロシャツによく使われるしっかりした質感の生地です。
平織りにタック織りが組み合わされ、凸凹した質感が特徴です。
編んだ時の編み目の模様が小鹿の背中にある白いまだら模様に似ていることから「鹿の子」の名前がついたといわれています。
肌に接する面積が少ないので通気性がよく、夏はさらっと涼しく着られる生地です。
伸縮性もありますが、横方向へは伸びづらいので型崩れしにくく、お手入れや保管も楽です。
ほかにも、「天竺(てんじく)」という生地も、よくポロシャツに使われます。
メリヤス編みと呼ばれる表編みと裏編みを合わせたニット生地です。
特に横へのストレッチが効く軽い生地なので、着たり脱いだりしやすいことが特徴。
肌触りがやわらかいので、ポロシャツ以外にもTシャツや肌着にもよく使われます。
タイトやオーバーサイズといったさまざまなシルエット
基本のポロシャツのシルエットはジャストサイズです。
ジャストサイズとは、肩のラインが落ちてこないもので、胴回りに適度に余裕のあるサイズ感のこと。
着こなしやすく、見た目もすっきりするのでビジネスシーンやプライベートシーンの区別なく着られます。
また、ポロシャツはシルエットのバリエーションが意外と豊富です。
タイトなものからオーバーサイズまで、シルエットが異なると見た目の゙印象が大きく変わります。
例えば、体型が強調されるタイトシルエットは、人と違った個性を主張したきれいめコーディネートにはぴったり。
反対にオーバーサイズはかなりラフな印象になります。
タイトめのボトムスと合わせるとこなれ感が出て、カジュアルな着こなしを楽しむことができます。
最近では若者を中心にゆったりとしたサイズが人気を集めているので、コーディネートのアイデアも多く紹介されています。
カラーや柄物による高いデザイン性
ポロシャツはカラーバリエーションや柄物も豊富なファッションアイテムです。
ワイシャツほどのかっちり感のないポロシャツですが、色によっては落ち着いたコーディネートができます。
白、黒、ネイビーなどのベーシックカラーだとカジュアルすぎない印象になります。
また、春夏はブルーやグリーンなど爽やかな色にしたり、秋冬はブラウンやボルドーの深い色にしたりすれば、簡単に季節感も取り入れられます。
少し上級のおしゃれを楽しみたいなら、柄物のポロシャツを主役にしたコーディネートもおすすめです。
柄物は無地に比べて派手な印象があり、着こなすのが難しそうと思う人もいるかもしれません。
総柄はハードルが高いという場合は、一見無地に見えて襟や裾の内側に柄を配置したデザインのポロシャツもあります。
柄部分の面積がせまく、ふとした時にちらりと見える程度なので気軽に挑戦しやすいですよ。
ポロシャツの種類や生地素材ごとの特徴についてもっと詳しく知りたい場合は、以下の記事も参考にしてみてください!
ワンポイントポロシャツを楽しく簡単に作ろう!デザインの決め方や作り方の方法を解説
ポロシャツはクリーニングに出すべき?
普段のお手入れは、家庭での洗濯で十分ですが、汗染みが落ちない時や色落ち・型崩れの心配な時はクリーニングをおすすめです。
ポロシャツは肌の上から直接着ることもできるので、自然と汗や体の垢がつきやすくなってしまいます。
徐々に蓄積した汚れは、やがて洗濯機では落とせない黄ばみや黒ずみになってしまうことも。
また、ネイビーなど濃い色のポロシャツは洗濯する回数が多いと、色が褪せてしまうことがあります。
普段は洗濯機で洗い、衣替えの時期などのタイミングでクリーニングに出すといいでしょう。
ポロシャツの素材に合ったお手入れをすることで、長持ちさせることができます。
おすすめのポロシャツブランド
ちょうどカジュアルとフォーマルの中間あたりのイメージがあるポロシャツは、1枚あると着回しがききとても便利です。
たくさん着る服こそ、せっかくならばブランドのポロシャツを取り入れてみてはいかがでしょうか。
以下でおすすめのブランド3つをご紹介します。
ポロシャツの王道ブランド・ラコステ
ポロシャツを考案したルネ・ラコステ氏による世界的ブランドです。
ブランドの代名詞ともいえるワニのワンポイントは誰もが一度は目にしたことがあるはずです。
定番商品はもちろんポロシャツ。
メンズもレディースもそろううえ、「クラシックフィット」や「スリムフィット」などシルエット展開が豊富です。
たくさんのラインアップの中から、自分の好みや体型に合ったポロシャツを選ぶことができます。
高い機能性と洗練されたデザインのエーグル
エーグルはレインブーツから始まったフランス発のブランドです。
“自然に寄り添いながら毎日の暮らしを愉しむ”がコンセプトで、機能性と耐久性の高いポロシャツを展開しています。
どれもしっかりした生地感と落ち着いた色味で、ビジネスシーンでも使いやすいデザインとなっています。
また、ポロシャツの襟と袖にブランドの特徴であるダブルストライプが入るので、さりげないおしゃれが楽しめます。
ポロシャツ発祥の国から生まれたフレッドペリー
ポロシャツの由来となったポロ競技の伝統を持つイギリス発祥のブランドです。
月桂樹をかたどったマークがさりげなく配置されたポロシャツはクラシックで洗練された雰囲気があります。
男女問わず使いやすいアースカラー中心のカラーバリエーションも魅力です。
落ち着いた色味なので、柄物のポロシャツも派手すぎず初めてでも挑戦しやすいデザインとなっています。
おすすめのポロシャツ着こなし方法
ポロシャツそのもののシルエットや合わせるボトムスなどによって、ぐっと雰囲気を変えることができます。
メンズファッションとレディースファッションそれぞれのおすすめ着こなし方法をご紹介しますので、参考にしてみてください!
メンズファッションなら上品~カジュアルまで自由自在
定番はポロシャツとスラックスと合わせる上品コーディネートです。
縦のラインが強調されて誠実で大人な印象になり、ビジネスシーンでも着られます。
プライベートシーンでは、ポロシャツにショートパンツやサンダルを合わせるとリラックス感満載のカジュアルスタイルに。
また、ポロシャツが白や明るい色だと爽やかな印象になり、黒いポロシャツだと落ち着いた雰囲気になります。
ボトムスとのシルエットや色の組み合わせによってスタイリッシュにもシックにもできるので、コーディネートの幅はかなり広いです。
レディースファッションならアクティブな印象のコーデがおすすめ
女性がポロシャツを着るのなら、メンズライクコーデがおすすめです。
オーバーサイズのポロシャツに、縦のラインが強調されるロングスカートやスキニーを合わせるとアクティブさとエレガントさのいいとこどりができます。
スカートの場合はタックインするとスタイルもよく見える効果がありますよ。
ポロシャツは元々ストレッチが効いている生地が多いので、動きやすさ重視のファッションにはぴったりです。
ビジネスシーンでは白や黒などモノトーンのポロシャツにパンツを合わせるのがおすすめです。
動きやすさに加えて、清潔感を感じてもらえるコーディネートになります。
オリジナルポロシャツの作成もおすすめ
UP‐Tでは、オリジナルデザインのポロシャツを作ることができます。
ベースとなるポロシャツのシルエットや生地の種類が豊富なので、好みの組み合わせが見つかります。
オリジナルデザインに興味はあるけれどやったことがない人向けに、UP‐Tでのポロシャツの作り方をご紹介します。
豊富な素材・カラーのバリエーションから選ぶだけ
UP‐Tで選べるポロシャツのアイテム数は30種類以上!
綿とポリエステル混紡素材の定番ポロシャツから、メッシュ素材で通気性抜群のドライポロシャツまでラインアップがそろっています。
また、着心地の参考になる生地の厚みや対応サイズといった詳細な情報も掲載されています。
さらに、ポロシャツによっては最大29色のカラーバリエーションを用意。
素材感やカラーを総合的に検討でき、目的に沿ったポロシャツを選ぶことできます。
無料のデザインツールが使える
UP‐Tのサイト内には、誰でも気軽にオリジナルデザインを作ることができる独自のデザインツールが設置されています。
使い方はとても簡単です。
オリジナルアイテムにプリントしたい画像をデザインツールにアップロードするか、デザインツール内のスタンプやペンで自由に画像を作成するだけ。
もう少しおしゃれなデザインにこだわりたい場合には、無料でプロのデザイナーに依頼することもできます。
オンラインで注文が完結
UP‐Tでは、ポロシャツ選択とデザイン指定をした後はそのまま発注することができます。
直接店舗に足を運んだり、デザインとポロシャツ作成を分けて発注したりする手間がありませんので、急いで作りたい場合やゆっくり検討する時間がなかなか取れない場合にとても便利です。
なお、実物を見ずに注文することには不安を感じるという人もいるかもしれません。
そんな時はサイト内の口コミを見てみることもおすすめします。
UP‐Tのオリジナルアイテム作成の実績から、参考になる例がきっと見つかります。
まとめ:ポロシャツの特徴を知って着こなせば普段のコーディネートがもっと楽しくなる!
スポーツのユニフォームから生まれたポロシャツは、シャツより高い機能性とほどよいフォーマル感を兼ね備えたファッションアイテムです。
使われる生地やシルエット、カラーなどによってカジュアルな印象にもシックな印象にもなります。
男女問わず着られるファッションアイテムでもあるので、着こなせると毎日のコーディネートの幅がぐっと広がること間違いなし。
また、オリジナルアイテム作成サービスを提供しているUP‐Tでは、オリジナルデザインをプリントした世界でたった1枚のポロシャツを作ることができます。
ベースとなるポロシャツは定番のシルエットからスタイリッシュなデザイン、豊富なカラーバリエーションから選べます。
この機会に、使い勝手のいい1枚を作ってみてはいかがでしょうか。
即日!格安に1枚からオリジナルTシャツを作成するならUP-Tがおすすめ