最終更新日: 2025年02月14日

ポロシャツの寿命ってどのくらい?買い替え時や長持ちさせる方法も解説

機能性の高さから定番のファッションの1つであるポロシャツ。
洋服として着られる寿命はどのくらいなのでしょうか?

丈夫なイメージのあるポロシャツですが、繰り返し着れば消耗し、買い替えを検討しなくてはならないタイミングがきます。
ここでは、ポロシャツの寿命がきたサインや消耗の原因、長持ちさせる方法についてまとめています。

日ごろのお手入れのポイントを抑えて、快適なポロシャツライフを送りましょう!

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ポロシャツの寿命は?

ポロシャツの平均寿命は2年が目安といわれています。

一般的に洋服の寿命は2~4年が目安で、Tシャツなら2年、ワイシャツ・ブラウスは3年、セーター類は2年ほどです。

夏物よりも冬物の方が、生地や縫製がしっかりしている分持ちがよい傾向にもあるようです。

また、大手生活用品メーカーのライオン株式会社による衣類に関する調査結果において、日常の衣類を購入してから着なくなるまでの期間の平均寿命が発表されました。

最も短命なのは白Tシャツ3.5年で、次がワイシャツ3.9年、黒・紺系Tシャツ4.2年と続き、ポロシャツは4.5年と比較的長めという結果になっています。

さらに、購入したポロシャツを1年以内に着なくなった理由としては、「たるみ、ちぢみ、ほつれなどの損傷」と「色あせ」がほぼ同じ割合を占めることが分かりました。

(参考:PR TIMES,衣類の平均寿命*が明らかに! 最も短命なのは白Tシャツ衣類の廃棄理由の6割以上が色変化(黄ばみ、黒ずみ、色あせ)。しかし「洗剤では、洗浄力と色変化防止は両立できない」と諦める人が8割!

ポロシャツが古くなったと感じる時というのは、生地の傷み具合に加えて、色あせが気になってしまう人は多いのではないでしょうか。

続いて、ポロシャツによくある買い替え時のサインについてみていきましょう。

 

ポロシャツの買い替え時のサイン5つ

お気に入りでよく着ているポロシャツはもちろん、気がついたらめったに着ていないポロシャツについても、以下のサインに当てはまっていませんか?

もし当てはまるものがあれば、ポロシャツの買い替えを検討してみてください。

変色してきた

特に元が濃い色のポロシャツだと、色あせや変色が起きると一気に見た目がよくない印象になります。

変色の原因はさまざまありますが、単純に経年劣化であることも多いです。
長い間クローゼットにあるようなポロシャツは一度チェックしてみましょう。

全体的に古ぼけた色味だと感じられたり、襟や袖口など部分的に色が変わってしまったりしていれば、すぐに買い換えた方がいいでしょう。

くたびれてきた

よれた襟元や伸びた袖口はだらしなく見えてしまいますので、できれば早めに買い換えたいものです。

ポロシャツを着れば着るほど、どうしても生地は劣化してきてしまいます。

生地が劣化してくると、どうしても落ちない汚れや黄ばみが出てきたり、素材によっては毛羽立ちや風合いが劣化してきたりします。

また、しばらく着ていなくとも、しまっている間に色あせしていたり、よくわからないシミがついていたりすることもあるので注意が必要です。

生地が劣化してきた

ポロシャツに限らずですが、洋服の肩や腰の部分の生地はリュックやショルダーバックとの間に摩擦を起こすので傷みやすいです。

通勤通学時や仕事着としてポロシャツを着るという人で、気がついたらよれよれになっていた……というのは、この摩擦が原因かもしれません。

天然繊維である綿や麻でできたポロシャツであれば、強度があるのである程度長持ちするでしょう。
しかし、しわになりやすく縮みやすかったり、化学繊維のポロシャツに比べると高価であったりします。

ポリエステルやナイロンといった化学繊維のものはリーズナブルな製品が多いですが、素材によっては生地が傷みやすいといった特徴もあります。

サイズなどが合わなくなってきた

サイズが窮屈だったり着心地の悪かったりして着なくなった時も、買い替えを検討しましょう。

購入した時点からある程度年数が経っていると、体格の変化はもちろんのこと、ファッションの好みも変化している場合があります。

ブランド品やいただきもののポロシャツである場合は、手放しづらいと感じる人もいるかもしれません。
しかし、年単位で着ていないのであれば、今後も着る機会は多くないと考えられます。

手持ちの洋服と合わせづらくなってきた

安いからといって買ったはいいけれど、手持ちの洋服と合わせづらかったという経験はありませんか?

また、流行に合わせて買ったものは、1年経つとどこか古い印象になってしまうこともあります。

流行ものはある程度割り切って、短いスパンで処分してしまうのも手です。

古いものを処分すれば、新しいものに出会う楽しみも生まれますよ。

 

ポロシャツの寿命を縮めてしまう原因5つ

着る頻度が高ければ高いほど、洋服の寿命が短くなることは想像がつきますよね。

ところが、着ること以外にも、誤ったお手入れがポロシャツの寿命を縮めてしまう原因となることはご存知でしょうか?

ここでは、ポロシャツの寿命を縮めてしまう主な原因についてご紹介します。

汗や皮脂汚れがついたまま放置する

暑い時期にさらっと着られるポロシャツは、汗や皮脂汚れがどうしてもついてしまうもの。

すぐに乾く素材であることを売りにしている製品もありますが、染みこんだ汗や皮脂がなくなるわけではありません。

そして汗や皮脂汚れは、時間が経つと雑菌が繁殖し、黒ずみや黄ばみの原因になります。
これらの汚れがついた場合はすぐにしっかりと落とすことが大切です。

同じ物を連続して着る

同じポロシャツを連続して着ると、着ている間に熱や摩擦のダメージを受けて生地が傷みやすくなります。

また、目には見えない汚れとして臭いが気になってくることも。

ポロシャツを長持ちさせるためには、1日着たら洗濯し、数日間は休ませるようにしましょう。

香水や薬品をつける

洋服からいい香りがすると印象がいいイメージがあります。
しかし、香水を直接ポロシャツに吹きかけてしまうと、シミになるうえに落としにくいので注意が必要です。

また、洗濯する代わりに消臭スプレーを使うと臭いは消えますが、臭いの原因となる汚れまでは落とせないことが多いです。

香水と同じく、成分や量によってはシミになってしまう可能性もあります。

無理な力を加える

ポロシャツの胸ポケットに物を入れることが多いと、知らぬ間に生地や縫い目に負荷をかけているかもしれません。

特に胸ポケットは実用的な目的よりも、デザイン性が重視されている場合もあります。
重さがあったり出し入れする回数が多かったりすると、型崩れや破れに繋がります。

また、ポロシャツを着ている時に、突起の多いアクセサリーを身に付けると生地に引っかかってほつれの原因になってしまうこともあります。

日光に長時間当てる

日差しの強い夏場には、さらっとした着心地のポロシャツを着ると快適に過ごせます。
また、着た後には洗濯をして、日光に当てて乾かすことが多いですよね。

しかし、ポロシャツが変色する原因は、主に汗と紫外線です。

夏場にゴルフやテニスを楽しむなど、炎天下で大量の汗をかいたまま着続けるシチュエーションは、特に変色を加速してしまうといえるでしょう。

 

ポロシャツを長持ちさせるポイント5つ

物は使うと消費していくように、ポロシャツを普通に着ていたとしても、ある程度のダメージは蓄積していきます。

お気に入りのポロシャツをできるだけ長く着られるようにするには、日ごろのお手入れを正しく行うことが重要です。

洗濯用ネットに入れて洗濯する

ポロシャツを洗濯機で他の洋服とまとめて洗う時には、洗濯用ネットに入れておくと洋服同士の絡まりや生地の摩擦を防げます。

さらに、洗濯用ネットに入れる際にはポロシャツを裏返しておくと、表面の生地がこすれて毛羽立つのを防止できます。

また、ボタンやビジューなどの飾りも取れにくくなるというメリットもあります。

生地や汚れに合った洗剤を使う

汚れの代表的なものは、汗や皮脂、ホコリです。
ポロシャツの素材にもよりますが、汚れによって洗剤を使い分けることで汚れを効率的に落とすことができます。

例えば、弱アルカリ性だと皮脂や食用油といった酸性の汚れが落ちやすいですし、デリケートな洋服は中性洗剤やおしゃれ着用洗剤で洗うといいでしょう。

ただし、洗浄力が強すぎると逆にダメージになる可能性もあるので、洗濯前にはポロシャツの洗濯表示を確認しておきましょう。

陰干しする

ポロシャツは、陰干しで自然乾燥するのがおすすめです。
陰干しとは直射日光を避け、風通しのよい日陰で干すことです。
陰干しをすることで、色あせや変色を抑えることができます。

特に濃い色の物や綿、ウールなどの素材は色あせしやすくなっているので、気になる人は干す時にポロシャツを裏返してから陰干しするとなおいいでしょう。


ポロシャツのお手入れ方法をもっと詳しく知りたい場合は、こちらのコラム記事でご紹介しています。

オリジナルポロシャツにおすすめのデザインやお手入れ方法を解説!


ハンガーにかけて保管する

ポロシャツを保管する時は、ハンガーにかけると型崩れしにくくなります。
ポロシャツのサイズに合った大きさのハンガーを使うようにしてください。

また、クローゼットにしまうときは、洋服の間に隙間があくくらい余裕を持たせることがポイントです。

洋服が重なっていると湿気がこもったり、生地のこすれ合いによって繊維が傷んでしまったりする恐れがあります。

きれいな状態をできるだけ長く保つために、保管方法にも気を配りたいですね。

クリーニングに出す

家庭用の洗濯用洗剤では落ちないがんこな汚れは、無理をせずプロに任せるのも1つの方法です。

ポロシャツをクリーニングに出す場合、1回着るごとに出すのが理想ですが、普段は洗濯機で洗い、汚れが落ちない時や衣替えの時期などのタイミングでも十分です。

洗濯の頻度が高いほど、洋服は消耗が早くなってしまいます。

どうしても汚れが気になるからといって、洗いすぎるのも生地を傷めるので注意が必要です。

 

まとめ:ポロシャツに合ったお手入れ方法で寿命を長持ちさせよう

ポロシャツの寿命が短くなってしまう原因や対策についてみてきました。

どんな洋服も繰り返し着れば自然と劣化してしまうものですが、素材や汚れに合ったお手入れ方法でダメージを軽減させることができます。

よく着るお気に入りのポロシャツは、日ごろのお手入れを丁寧に行うことでぜひ長持ちさせたいですね。

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監修:丸井織物プリント品質管理部門 宮本智行
監修者情報:丸井織物株式会社プリント品質管理部門
オリジナルプリント業界初のISO9001取得企業
弊社、丸井織物株式会社は、オリジナルTシャツプリント会社としては初の品質管理マネジメント・ システムISO 9001、環境マネジメント・システム ISO 14001の取得企業です。
また、継続的な品質管理と人体・環境への配慮を重視したマネジメントシステムにてPDCAサイクルを回しています。技術として最高峰の TPM優秀賞も受賞。
一般社団法人オリジナルTシャツ協会にも加入しております。