最終更新日: 2024年03月13日
Tシャツプリントの制作から販売まで行える|簡単でおすすめのサービス5選
Tシャツを制作しても「在庫を抱えないといけない...」と考えると、ネットショップ開設のハードルが上がってしまいますよね。
そこでおすすめなのが”在庫を持たない”Tシャツ販売です。
Tシャツにプリントするデザインは自分で行い、注文が入れば発送作業は業者さんが行なってくれます。
価格は【販売価格ー原価=自分の利益】という形で収入になるんです。
これを「ドロップシッピング」とも言うのですが、クリエイターさんの中でかなり人気のサービス!
自分は在庫を抱えるリスクが無いのでTシャツの制作だけに集中できます。
イラストレーターさんや、写真家でフォトTシャツを販売したい人にもおすすめです。
今回はそんな制作から販売まで一貫して行なってくれるサービスを厳選しました。
制作から販売までリスクが少なく始められるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
Tシャツプリントの制作から販売までできるサービスの特徴
在庫を持たずに制作から販売までできる
この仕組みの一番の特徴は、在庫を抱えるリスクが無いことです。
販売を始める場合に「売れずに余ったらどうしよう...」という不安は必ず出てきます。
特に個人だとハードルが高いですよね。
さらに、プリントしてもらったTシャツを保管する場所も確保しないといけません。
ドロップシッピング型のTシャツ販売は、自分が制作する過程はデザインだけです。
あとは値段などを設定し、売れたら業者さんにその都度発注の依頼をするだけ。
発送作業の手間も必要ありません。初期投資が必要ないのが一番のメリットです。
格安で制作できる
格安で制作できるのもメリットの一つです。
実際、販売に必要なのは制作にかかるお金だけではありません。
毎日大量に売れてしまったら、梱包や発送する人手が必要なので人件費もかかります。
また、梱包費や発送費を負担しないといけない場合もありますよね。
制作から販売まで行う業者さんの中には、送料無料で行なってくれるところもあります。
さらにネットショップ開設の費用もほとんどかかりません。
オリジナルTシャツの業者さんとよく提携しているBASEは、無料のネットショップ開設サービスとして人気です。
プリントする色やサイズを購入者が自由に選べる
「この色は今在庫に無い...!」「入荷待ちをしないといけない」
というような、販売チャンスを逃す事がありません。
オリジナルTシャツを制作する業者さんは、子どもから大人まで幅広いサイズを取り揃えています。
大人向けのTシャツも、子どもとお揃いで注文してもらうことも可能です。
色合いも幅広く設定できるので、購入者の好みで購入してもらえますよね。
色違いで複数枚買ってもらえれば客単価としても上がります。
こちらの入荷状況に関係なく、サイズや色を購入する人が選べるのは大きなメリットです。
Tシャツプリントの制作から販売までできるおすすめサービス
UP-T
UP-TにはオリジナルTシャツの制作ができる業者の中でも最大手!
一番歴史があり、世界最高峰のインクジェットプリンターを所有しています。
独自に制作から販売まで、独自のサービスも簡単でおすすめです。
- 公式HPに掲載されるマーケットショップ
- 無料ネットショップBASEとの提携
- 独立したURLでネットショップが開設できる
- 無料で使える簡単デザインツール
などなど、制作から販売に至るまで様々なサービスを行なっています。
特に一番のポイントは「1枚からでも送料無料」ということ!
UP-Tが購入者さんに直送してくれるので、販売する側も購入する側も送料負担がありません。
UP-TはオリジナルTシャツの販売が初めての人におすすめです。
UP-Tが展開する販売サービス「UP-Tマーケット」についてはこちらのコラムで詳しくご紹介しています。
初めての方でも気軽に始められるので、ぜひご参考ください。
Tシャツを作成して販売するならUP-T!初心者必見の販売方法とコツを解説|オリジナルTシャツのUP-T
UTme!
UTme!はユニクロが運営している、オリジナルTシャツが制作できるサービスです。
公式HPには「マーケット」が用意されており、自分のデザインを登録すればUTme!の中で販売ができます。
自分のデザインをユニクロの中で売れるってすごいですよね!
オリジナルTシャツだけでなくトートバッグやパーカーの販売も可能です。
「いいね!」のボタンがあり、自分のデザインに対しての反応が見れるのも嬉しいポイント。
スマホでも利用しやすいので、パソコンを持っていない人にもおすすめです。
SUZURI
SUZURIは、制作から販売まで一貫して行うTシャツ販売の火付け役!
在庫を持たないオリジナルグッズの販売サイトでは有名です。
サイトの雰囲気としては、個性的なイラストを出品している人が多いのが特徴。
イラストレーターさんがよく登録しています。
オリジナルTシャツだけでなくマグカップや文房具など、雑貨のグッズ制作も可能です。
Tシャツトリニティ
Tシャツトリニティの特徴は、プライベート販売機能があるところです。
「合言葉」を知っている人だけに向けたTシャツの販売が可能!
例えば、記念品の贈り物や、自分たちのスタッフTシャツを配布するのにも適しています。
イベント時にそれぞれの人のサイズを確認しながらTシャツを配る必要もありません。
お金の集金も必要ないので便利です。
また、オリジナルTシャツの業者さんの中では珍しく「ギフト包装サービス」も行なっています。
デザインだけ自分で行い、あとは贈り先に直接ラッピングして届けることが可能です。
オリラボマーケット
オリラボマーケットはオリジナルTシャツだけでなく、マスクやビーチサンダルなど珍しいグッズも販売できます。
平日は午前9時までの注文なら即日発送が可能!
実はこのオリラボマーケットは、オリジナルTシャツ制作で人気のTMIXが運営しています。
Tシャツ自体の価格も格安なので、販売する際は自分の手元に残る金額も大きいです。
オリジナルTシャツのプリントを得意としている会社なので安心!
格安で出品したい人におすすめです。
自宅でプリント・制作して販売したい人も多い?
自宅でオリジナルTシャツを制作したい人も多いと思います。
実は業者への依頼ではなく、手作業でのプリントTシャツに挑戦したい人も多いです。
自宅でTシャツ制作する場合は...
- シルクスクリーンセットを購入する
- アイロンプリントを活用する
このどちらかのプリント方法が主になります。
シルクスクリーンで自作する
シルクスクリーンは最初に版と呼ばれるデザインの型を作り、インクを直接流し込んで制作します。
シルクスクリーンは、Tシャツやポスター、看板などの印刷に広く使われる方法です。
印刷するデザインをスクリーンに焼き付けた後、インクを刷り込んで印刷します。
シルクスクリーンは、インクの密度が高く、発色が鮮やかなため、Tシャツの印刷にも適しています。
しかし、シルクスクリーンは専門的な機材と技術が必要であり、初心者が自宅で行うのは難しいとされています。
また、印刷するデザインが1色ずつ焼き付ける必要があるため、多色のデザインを印刷するのに時間がかかるというデメリットがあります。
このシルクスクリーンはオリジナルTシャツのプリント方法で最も定番ですが、ドロップシッピング型のTシャツ販売で取り扱うところはほぼありません。
というのも、業者に発注する際には初期投資として製版代が数千円~1万円程度発生します。
製版はある程度の時間もかかるため、色んなデザインを購入者さんに直送する販売には向いていません。
しかし、自宅では露光機という機械を購入すれば、パソコンでデザインしたものを版として加工する事が可能です。
機械は2万円程度が相場。繰り返し何枚も作る人におすすめです。単色でロゴやマークなどシンプルなプリントに向いています。
インクジェットで自作する
インクジェットは、インクを直接Tシャツに噴射することで印刷する方法です。
パソコンから印刷するので、デザインの自由度が高く、1枚から印刷できるため、自宅での印刷に向いています。
インクジェットは、色数に制限がないため、多色のデザインも簡単に印刷できます。
また、インクの乾燥が速いため、短時間で大量に印刷できるという利点があります。
ただし、インクジェットの印刷は、洗濯に弱く、色あせしやすいという欠点があります。
また、Tシャツの素材によっては、インクがうまく染み込まずに、印刷が剥がれてしまうこともあるため、素材に注意が必要です。
もし、1枚~数枚だけ制作する場合はアイロンプリントが最適です。
専用のアイロンシートに家庭用プリンターでデザインを印刷し、アイロンで貼り付ければ完成。
写真やグラデーションなどフルカラーでのプリントができます。
1袋に数枚入って1,000円程度が相場なので、数枚だけ自分用に作りたい人などにおすすめのプリント方法です。
ただし、持っているプリンターの制度にもよります。
他にも画像を反転させてプリントしたり、自分で無地のTシャツを用意する必要も。
手間やコストを考えると、即日発送も可能なところに依頼した方が早く安く済ませられます。
在庫を持たずに制作する場合|その他の活用方法
クラスTシャツやイベントTシャツの配布に便利
団体さんでまとめて購入する場合、それぞれのサイズや人数分のお金の管理をするのは大変です。
クラスTシャツなんかは集金をしてから発注したりと大変!
そんな時にもこのドロップシッピング型の販売が役立ちます。
「ここから自分のサイズで購入してね」と伝えればOKなんです。
値段は原価そのままに設定しておけば、利益が発生する事なく格安で購入できます。
習い事でユニフォームが必要な時にも便利。
お子さんのクラブチームでTシャツを発注する時にも活用する事が可能です。
この場合は独自で無料のネットショップを開設したり、間で紹介した「Tシャツトリニティ」のようにプライベート販売にすれば実現できます。
それぞれの自宅に1枚ずつ届けられるので便利です。
金銭のやり取りでトラブルもありません。
ぜひ団体さんでの購入にも活用してみてください。
リアルイベントで活用できる
プリントの依頼をして在庫を抱えた場合、「今はこの色が在庫切れです」「サイズは取り扱っていません」というような事が必ず出て来ます。
筆者もドロップシッピング型サービスを導入した経験があります。
フリーマーケットで自分がデザインしたスマホケースを販売した時のことです。
「iPhoneケースじゃなくてAndroidは無いの?」
「Xperiaのケースは?」「この色はもう売り切れ?」
そう言われ、今日は持って来てませんと言うと「ここにあったら買ったのにな...」ということがたくさんありました。
それ以降、手元に無ければネットショップを案内するようになりました。
「じゃあ、このショップから買ってもらったら、業者さんから直送します」と言ってショップを教えると、後日購入してもらえたんです。
他にもバンドTシャツとして物販を行う場合にもおすすめ。
サイズがその時に無ければショップから購入してもらえます。
在庫を持たないということはリアル店舗での販売にも役立ちますよ!
【まとめ】オリジナルTシャツのプリントは制作から販売まで一貫して依頼してみよう!
制作から販売までまとめて依頼できるサービスは便利ですよね!
オリジナルTシャツの販売サイトに掲載されるので、集客にも困りません。
特におすすめは今回紹介したUP-Tです。
1枚から完全に送料無料!デザインの入稿作業もかなり簡単でおすすめです。
せっかく自分で制作したオリジナルTシャツを、ぜひたくさんの人に販売してみてくださいね。
UP-Tの無料で制作から販売が始められる独自マーケットをチェックする