最終更新日: 2025年02月13日

ポロシャツの黄ばみが気になる!黄ばみの原因と落とし方を徹底解説!

普段着からスポーツ、ビジネスシーンに至るまで幅広く活躍してくれるポロシャツ。
夏場の便利なアイテムですが、暑い季節にヘビロテすると襟回りがあっという間に黄ばんでしまいがちです。
この記事では、ポロシャツの黄ばみの落とし方や予防法などについて詳しく解説します。

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ポロシャツが黄ばむ原因

ポロシャツが黄ばむ原因は、汗や皮脂です。
汗や皮脂などのタンパク質が酸化すると黄色く変色します。
黄ばみを防ぐには、日頃の洗濯でしっかりと汚れを落とし、適切な状態で保管することが大切です。
ここでは、ポロシャツが黄ばんでしまう原因について詳しくみていきます。

皮脂汚れをきちんと落とせていない

しっかり洗濯機で洗濯しているのにポロシャツが黄ばんでしまう場合、通常の洗濯では皮脂汚れをきちんと落とせていない可能性があります。
皮脂汚れは思いのほか頑固です。
目に見えて汚れていなくても、洗濯機に入れて他のものと同じように洗濯するだけでは、襟部分などに汚れが蓄積してしまう場合があります。

汚れやすい部分は前処理として襟そで用の部分洗い洗剤などでお手入れしておくことをおすすめします。
また、汗や皮脂汚れは何日も放置すると酸化が進むため、洗濯機で洗うだけでは汚れが残ってしまい、黄ばみの原因となるケースもあります。
脱いだ服は、できるだけ早く洗濯するようにしましょう。

洗濯の方法が間違っている

いつも何気なく使っている洗濯機。
知らず知らずのうちに身に付いた洗濯の癖が、蓄積汚れを引き起こしている可能性もあります。
下記のような洗濯をしていると汚れが十分に落ちず、汗や皮脂汚れが服に残りやすくなります。

  • 洗濯機に入れる衣類の量が多すぎる
  • 洗剤の量が規定通りでない
  • 時短コースを使っている
  • すすぎの回数が少ない

洗剤の量が適切でない場合は汚れが落ちにくいだけでなく、衣類に洗剤が残ってしまい変色や黄ばみの原因となるケースもあります。
また、時短コースなどを使用している場合はすすぎが足らず、衣類に洗剤が残りやすいです。
日頃の洗濯を見直してポロシャツの黄ばみを防ぎましょう。

適切な状態で保管していない

湿気や水分は、皮脂汚れの酸化を促進させます。
干したあとの衣服は湿気が少ない環境で保管するようにしましょう。

また、洗濯時のすすぎが足りなかったなどの理由で衣服に漂白剤の成分が残っている場合、直射日光が黄ばみの原因となることもあります。
これは、漂白剤に含まれる蛍光増白剤には直射日光に当たると分解されて黄ばみを起こす成分があるからです。
衣服の保管場所には直射日光が当たらないところを選びましょう。

 

ポロシャツの黄ばみの落とし方


ポロシャツの黄ばみを落とすには、皮脂汚れの性質を利用することが重要になります。
黄ばみ落としに使える洗剤や具体的な黄ばみの落とし方をマスターしましょう。

黄ばみ落としに使える洗剤

黄ばみ落としに使える洗剤は、下記の4つです。

  • 部分洗い用の固形石鹸
  • セスキ炭酸ソーダ
  • 酸素系漂白剤
  • 食器用洗剤

黄ばみの原因となる皮脂汚れは、酸性です。
酸性の汚れを中和して落とすには、酸性の反対であるアルカリ性の洗剤を使うと効果的です。

弱アルカリ性である部分洗い用の固形石鹸は、皮脂汚れにも効果的。
黄ばみが気になる部分に直接塗って使えるため洗濯機に入れる前の部分洗いに便利です。
黄ばみに固形石鹸を塗りつけて揉み洗いをしてそのまま洗濯機に入れるだけですので、家にひとつは常備しておくとよいでしょう。

頑固な汚れにも強い効果を発揮するセスキ炭酸ソーダもアルカリ性です。
広範囲の汚れを浸けおき洗いで落としたいときはセスキ炭酸ソーダを使いましょう。
水10リットルに対し、大さじ1杯のセスキ炭酸ソーダを混ぜたものに1時間ほど衣類を浸けると頑固な汚れも落ちやすくなります。

同じく広範囲の黄ばみに対応できるのが粉末タイプの酸素系漂白剤です。
漂白剤のパッケージの指示通りの分量をぬるま湯に溶かし、30分ほど浸け置くと漂白効果が得られます。

上記のような洗剤が手元にないときは、食器用洗剤も黄ばみ対策に使えます。
食器用洗剤は油汚れを落とすために作られているので、皮脂汚れにも対応できるのです。
アルカリ性の洗剤や酸素系漂白剤が手元にないときは試してみるとよいでしょう。

黄ばみの落とし方

ポロシャツの黄ばみの効果的な落とし方は、次の4ステップです。

  1. 襟を部分洗いする
  2. 優しくすすぐ
  3. 洗濯機で洗う
  4. 干す

ポロシャツの襟を部分洗いするときに準備する道具は、歯ブラシと部分洗い用洗剤です。
黄ばみが気になる部分に、部分用洗い洗剤や固形石鹸を直接塗りつけます。
手元に部分洗い用の洗剤などがない場合は、いつもの洗濯洗剤の原液を使ってもよいでしょう。
歯ブラシのブラシ部分ではなく、ブラシの背を使って汚れと洗剤をなじませると、生地の傷みを最小限にすることができます。

気になる部分の部分洗いが終わったら、やさしくすすぎ洗いをします。
ぬるま湯を使うと汚れが落ちやすく効果的です。
生地をこすり合わせてすすぐとポロシャツの形崩れの原因になるので、押し洗いの要領でやさしくすすぎましょう。
広範囲の黄ばみが気になる場合はぬるま湯に粉洗剤を溶かして30分ほど浸け置きするのもおすすめです。

部分洗いや浸け置きが終わったらいつもの洗濯と同じように洗濯機で洗います。
ポロシャツを洗う時はボタンをすべて留め、ネットに入れて洗うことで型くずれを防げます。
反対に、干すときはボタンを外し、襟を立てると乾きやすくなる上、襟元の変形を防止できます。

 

ポロシャツの黄ばみを予防する方法

一度発生すると落とすのに手間がかかる、ポロシャツの襟元の黄ばみ。
黄ばみの発生を抑えるには、日頃の洗濯習慣を見直すことが大切です。
ポロシャツの黄ばみを予防する方法を覚えておきましょう。

洗濯機や洗剤を正しく使う

黄ばみ対策で意外と盲点なのが、洗濯機の使い方です。
洗濯機に洗濯物をパンパンに詰めてしまいがちな人は、まず洗濯1回あたりの衣類の量の見直しが必要です。
洗濯物を洗濯機に詰め込んで洗うと中の衣類が動きにくくなるため、本来の洗浄力が発揮されなくなってしまいます。
洗濯物の量は、洗濯槽の容量の8割程度にするのがおすすめです。

洗濯機の設定も見直してみましょう。
時短コースなどすすぎの回数が少ないコースでは、すすぎ不足で洗剤の成分が衣服に残ってしまい、黄ばみの原因になってしまうことも。
すすぎの回数は2回以上が理想的です。

洗剤の量にも注意が必要です。
洗剤の量が少なければ洗浄力が足りず皮脂汚れが落ちにくくなります。
反対に、洗剤の量が多すぎるとすすぎをしても衣服に洗剤が残り、黄ばみを引き起こしやすくなってしまいます。
洗剤のパッケージをよく読み、適切な量の洗剤を投入しましょう。

ポロシャツなどの襟回りが黄ばみやすい方は、日頃から弱アルカリ性の粉洗剤を使用するのがおすすめです。
その都度皮脂汚れを落としきることで蓄積汚れを防止し、黄ばみを食い止めることができます。

脱いだ服はすぐに洗濯する

皮脂汚れは、時間が経つと黄ばみに変化しやすくなります。
脱いだ服は放置せず、できれば24時間以内に洗濯するのが理想的です。
週末にまとめて洗濯をするという方も多いですが、ポロシャツやワイシャツといった黄ばみやすい服だけでもこまめに洗濯することをおすすめします。

ベビーパウダーをつける

ポロシャツの襟元にベビーパウダーをつけておくことで、黄ばみを防止できます。
ベビーパウダーには汗や皮脂を吸収する働きがあるため、シャツの襟元にはたいておくことで繊維の中に皮脂がしみ込んでしまうのを防げます。

また、ベビーパウダー自体は水に溶けやすい性質があるので、洗濯すれば皮脂ごときれいに落とせます。
面倒な部分洗いをやりたくない方にはベビーパウダーで汚れを事前に防ぐのがおすすめです。

洗濯のりを使う

衣類の仕上がりを綺麗に見せたり型くずれを防ぐために使われる洗濯のりですが、のりで生地をコーティングすることによって皮脂汚れが衣服に染みつくのを防ぐ効果も期待できます。

洗濯のりはベビーパウダーと同様に水で洗い流せる上、スプレータイプのものであれば汚れやすい箇所に吹き付けるだけですので気軽に皮脂汚れ対策ができます。
ただし、洗濯のりの成分によって肌荒れが起こるケースもあるので肌が弱い方は注意して使用しましょう。


ポロシャツと同じく襟回りが汚れてしまいやすいTシャツ。
お手入れ方法を知りたい方はこちらの記事もご覧ください!

「長く愛用できるTシャツ洗濯法」をお教えします!


 

大事なポロシャツはクリーニングに

お気に入りのポロシャツや高価なブランドもの、繊細な素材のポロシャツなどが黄ばんでしまった場合は、無理に家で黄ばみを取ろうとせずにクリーニングに出すのが無難です。
ポロシャツの黄ばみを自分で取ろうとすると、ただでさえ伸びやすい襟元などを部分洗いでこすり洗いすることになるためある程度のダメージは避けられないと言えるでしょう。

普段使いのポロシャツであればそれで十分かもしれません。
しかし、絶対に形くずれさせたくないお気に入りの一着であれば、黄ばみに気付いた段階でクリーニング店におまかせするのがおすすめです。
これは、家で通常の洗濯より多い量の漂白剤などを使って黄ばみ取りを試みた衣服はクリーニング店に持って行っても汚れが取れにくくなってしまう傾向があるためです。
また、黄ばんでしまってから長い時間が経過した衣服もなかなか綺麗になりにくいためお気に入りのポロシャツが黄ばんでしまったらすぐにクリーニング店に持っていきましょう。

 

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まとめ:ポロシャツの黄ばみは日頃のケアが大切

お気に入りのポロシャツを台無しにしてしまう、襟元の黄ばみ。黄ばみ落としには、アルカリ性の液体洗剤で部分洗いをしたり、粉洗剤で浸け置き洗いするのがおすすめです。
絶対に生地を傷めたくない大切なポロシャツが黄ばんでしまった際は、思い切ってクリーニングに出すのもよいでしょう。

また、黄ばみは日頃のケアで予防できます。
皮脂汚れをその都度落としきること、衣類に洗剤を残さないようすすぎをしっかりすることなどを意識して、お気に入りのポロシャツが黄ばまないようにしましょう。

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監修:丸井織物プリント品質管理部門 宮本智行
監修者情報:丸井織物株式会社プリント品質管理部門
オリジナルプリント業界初のISO9001取得企業
弊社、丸井織物株式会社は、オリジナルTシャツプリント会社としては初の品質管理マネジメント・ システムISO 9001、環境マネジメント・システム ISO 14001の取得企業です。
また、継続的な品質管理と人体・環境への配慮を重視したマネジメントシステムにてPDCAサイクルを回しています。技術として最高峰の TPM優秀賞も受賞。
一般社団法人オリジナルTシャツ協会にも加入しております。