最終更新日: 2025年02月13日

ポロシャツをきれいに洗濯したい!ポロシャツの寿命が伸びる洗濯テクニックを徹底解説!

ビジネスシーンからスポーツまで使える万能アイテム、ポロシャツ。
襟のあるデザインがほどよいフォーマル感を演出してくれる上に、着心地も抜群で、夏場は手放せないアイテムです。

しかし、ポロシャツは何も考えずに洗濯機に放り込んで洗濯を繰り返すとすぐにくたびれてしまいやすいアイテムでもあります。
ひどい場合は、たったの1シーズンでダメになってしまうことも。
お気に入りのポロシャツがあっという間に劣化してしまったら嫌ですよね。
お気に入りの一着の寿命を伸ばす、ポロシャツの洗濯テクニックについてみていきましょう。

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ポロシャツの洗濯:準備編

ポロシャツを上手に洗うには、洗濯機に入れる前の準備がとても大切です。
ポロシャツを洗う前の準備は、下記の4点です。

  • 洗濯表示の確認
  • 洗剤を選ぶ
  • 前処理をする
  • 洗濯ネットに入れる

洗濯の前の準備で、ポロシャツの洗い上りには大きく差が出ます。
汚れへの正しい対処法を身に付けましょう。

ポロシャツ洗濯の準備①洗濯表示の確認

ポロシャツに限らず、市販の服には必ずタグが付いています。
タグは服の説明書のようなもの。
洗濯の前に必ず確認し、その服に合った洗濯の方法を把握しておきましょう。
洗濯表示のマークは2016年12月1日に改定され、以前のものとは全く異なるものもありますので確認が必要です。
洗濯表示に洗濯おけや手洗いのマークが付いていれば、家庭で洗濯ができます。
数字は、洗濯に適した温度です。
洗濯おけに×印がついているマークがある場合は家庭での洗濯はできないため、クリーニング店などに相談しましょう。

ポロシャツ洗濯の準備②洗剤選び

服のタグには、洗濯表示だけでなく洗濯に適した洗濯洗剤についても記載されている場合があります。
細かい字で書いてありますが、一度はしっかり目を通しておきましょう。
特に気にしておきたいのが、漂白洗剤が使えるかどうかということです。

  • 白い三角形のマーク…漂白可能
  • 斜線の入った三角形…酸素系漂白剤を使用する(塩素系漂白剤不可)
  • 三角形に×印…漂白不可

漂白不可の服に漂白剤入りの洗剤を使うと思わぬトラブルにつながることがありますので、事前にチェックするのを忘れないようにしましょう。

また、デリケートな生地にはおしゃれ着用洗剤を使用するとよいでしょう。
洗濯おけの下に横線が引いてあるマークは、洗濯機で洗う際に優しく洗ったほうがよいものに付いています。
特に横線が2本ついているものはより弱い処理で洗う必要があるため、色合いや形を保つためにおしゃれ着用洗剤を使うようにしましょう。

漂白やおしゃれ着洗いについての記載がない場合、基本的には通常の中性洗剤で洗濯できます。
汚れが目立ちやすい白いポロシャツは、弱アルカリ性の粉末洗剤や酸素系漂白剤を使用するのがおすすめです。

ポロシャツ洗濯の準備③前処理

ポロシャツを洗う前に、襟や袖などの汚れやすいところをチェックしてみましょう。
襟や袖は皮脂汚れが付きやすい部位です。
ここが汚れていると不潔な印象を与えてしまいがちですので、前処理できれいにしておくことが大切です。
また、ファンデーションの汚れや食べこぼしなども、普通に洗濯機で洗うだけでは汚れが落ちない場合があります。
前処理である程度汚れを落としておきましょう。

皮脂汚れは、まず中性洗剤をつけて揉み洗いをします。
汚れが落ちにくいときは付け置きも効果的です。
また、脂が溶けやすいようぬるま湯で洗うのもおすすめです。
それでも落ちない場合は、エリそで用の部分洗い洗剤を汚れに直接つけ、容器の先端に付いているブラシなどで軽く叩き洗いをします。
液体酸素系漂白剤も有効です。

食べ物やファンデーションの汚れは、主に油でできています。
液体酸素系漂白剤やシミ用の部分洗い洗剤で対応しましょう。

前処理の際に確認しておきたいのが、色落ちのしやすさです。
色が濃いポロシャツの中には、色落ちや色移りしてしまうものもあります。
色の濃いポロシャツを洗う前には、服の裏など目立たないところを濡らしたタオルでトントンと軽く叩いてみましょう。
タオルに色が移るようなら色落ちしてしまう可能性が高いので、他の物と分けて洗った方が無難です。
タオルに色が移るほどではないけれど色落ちが心配な場合は、目の細かいネットに入れて洗うと他の衣類への色移りを防げます。

ポロシャツ洗濯の準備④洗濯ネットに入れる

ポロシャツが洗濯機の中で他の衣類と絡まったり、引っかかったりすることで伸びてしまうと傷みの原因になります。
洗濯による衣類へのダメージを抑えるためには、洗濯ネットを使うことがポイントになります。
洗濯ネットは家にあるもので構いません。
なければ、100円ショップなどで売っているものでも十分ですのでひとつは持っておくとよいでしょう。

まずは、ポロシャツのボタンをすべて閉めます。
ボタンを閉めておくことで、他の衣類などに引っかかって伸びてしまうのを防げます。
レースやビーズ、刺繍などの繊細な装飾がついている場合は、ポロシャツを裏返しましょう。
摩擦を抑えて、ポロシャツが傷むのを防げます。

ボタンを全部留めたら、ポロシャツをネットの大きさに合わせて二つ折りから四つ折りに畳んでネットに入れます。
あまりにも大きなサイズのネットに入れてしまうとネットの中でポロシャツが動くことで摩擦が起きて服が傷みます。
できるだけポロシャツの大きさに合ったネットを使うようにしましょう。

 

ポロシャツの洗濯:洗濯~干し方編

洗濯表示の確認や前処理が済んでポロシャツをネットに入れたら、いよいよ洗濯です。
ここでは、ポロシャツの洗濯の仕方と型崩れを起こしにくい干し方について解説します。

ポロシャツ洗濯①やさしく洗う

ポロシャツをネットに入れたら、洗濯表示に合わせてやさしく洗います
洗濯表示の洗濯おけの下に線が引いてあった場合や手洗いマークがついていた場合は、洗濯機の手洗いコースやドライコース、弱水流のモードなどを選びます。

高級ブランドのものやデリケートな生地のポロシャツを洗う場合など、生地へのダメージを最小限に抑えたいときは手洗いに挑戦するのもよいでしょう。
手洗いの手順は次の通りです。

  • 洗面器やバケツなどにぬるま湯を溜める
  • 溜めたぬるま湯に中性洗剤を入れてよく混ぜる
  • ポロシャツを入れ、30回ほど押し洗いをする
  • 水を入れ替えて、泡が出なくなるまで押し洗いと同様の方法ですすぐ
  • 軽く押して水を切る
  • 洗濯ネットに入れ、洗濯機で1分ほど脱水する

少し手間がかかりますが、手洗いをすればポロシャツの劣化を防げます。
日常使いのものにここまで手間をかけるのは難しいかもしれませんが、お気に入りの一枚であればできるだけ手洗いするのがおすすめです。

ポロシャツ洗濯②柔軟剤で仕上げる

汚れを落とす作業が終わったら、柔軟剤で仕上げます。
柔軟剤を使うことで衣類を柔らかくできる他、消臭やシワを付きにくくするなどの効果が得られるものもあります。
自分の目的に合わせて柔軟剤を選ぶのがおすすめです。

洗濯機を使う場合は投入口にあらかじめ柔軟剤を入れておくだけなので簡単です。
手洗いの場合は、すすぎの際に柔軟剤を入れるとよいでしょう。

ポロシャツ洗濯③脱水する

ポロシャツの洗濯が終わったら、脱水をします。
洗濯機の脱水機能を長時間使うと、衣服同士が擦りあわされて傷みます。
ポロシャツを脱水する場合はできるだけ短い時間で済ませるようにしましょう。

ポロシャツ洗濯④干す

ポロシャツを洗い終わったら、干して水分を取り除きます。
ポロシャツの型くずれを防ぐには干し方にも注意が必要です。
特に襟回りの処理は注意には要注意です。

  • すぐに洗濯機やバケツから取り出す

ポロシャツの脱水が終わったら、すぐに洗濯機などから取り出しましょう。
脱水が終わってそのまま放置するとシワがついてしまう上、雑菌が繁殖して不快なニオイの原因になることもあります。

  • 形を整える

ポロシャツを洗濯機から取り出したら、干す前に形を整えます。
しわを伸ばし、両肩を持って振りさばきましょう。
その後、4つ折りにして軽く叩くとシワを伸ばすことができます。

  • ハンガーにかける

襟元の伸びをふせぐために、裾部分からハンガーを入れて整えます。
ポロシャツを干すときに注意するべきポイントは、ボタンを開けておくことです。
ボタンを開けておくことで風が通ってよく乾きます。
また、襟を立てておくことで襟回りの型崩れを防げます。


ポロシャツのお手入れについてはこちらの記事でも解説しています。
洗濯表示表なども記載されているのでぜひ参考にしてください!

オリジナルポロシャツにおすすめのデザインやお手入れ方法を解説!


 

ポロシャツにアイロンをかける方法

ポロシャツがきれいになったら、仕上げにアイロンをかける場合もあるでしょう。
デザインや素材にもよりますが、ポロシャツの特徴である襟をよりパリッとかっこよく仕上げるためにはアイロンがけが効果的です。
ポロシャツにアイロンをかける方法についてみていきましょう。

ポロシャツにアイロンをかけるときは、洗濯のときと同じく取扱表示をしっかり確認することが大切です。
特にポリウレタンが入っている素材の場合は熱に弱いため、高温のアイロンを当てると繊維が変質してしまうケースもあります。
洗濯表示を確認した上で、中温以下のアイロンを当てるのがおすすめです。

襟や前立ての部分など、布が何枚も重なって厚くなっている部分には当て布をしてからアイロンをかけるのがよいでしょう。
当て布なしでアイロンをかけると、布の重なりがある部分に不自然なテカリが出てしまうこともあります。

 

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学校や趣味の集まりでお揃いのポロシャツを作りたいけれど、Tシャツと比べるとお手入れがめんどくさそう…という方も多いのではないでしょうか。

この記事で紹介したような最低限のケアができれば、ポロシャツの劣化は防げます!
また、UP-Tでは、洗濯後のシワが少ない「スペシャルドライカノコポケットポロシャツ」をはじめ、速乾性や消臭機能のついたお手入れのしやすいアイテムも各種取り揃えております。
みんなで使うものほど、お手入れは簡単なほうがいいですよね。
デザイン性だけでなく、ホームケアのときも嬉しい機能的なオリジナルポロシャツを作りましょう。

 

まとめ:ポロシャツの洗濯をするときは襟回りの伸びに注意!

この記事では、ポロシャツのお手入れの仕方について解説しました。
ポロシャツの洗濯で注意するべきポイントは、下記の4つです。

  • 洗濯表示をよく確認し、使用する洗剤や漂白剤、洗い方などを選ぶ
  • できるだけネットを使い、ボタンをすべて留めて洗う
  • 脱水は短めにする
  • 干すときはボタンを外し、襟を立てる

ポロシャツの正しいお手入れ方法をマスターして、お気に入りの一着を長く大切に着ましょう。

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監修:丸井織物プリント品質管理部門 宮本智行
監修者情報:丸井織物株式会社プリント品質管理部門
オリジナルプリント業界初のISO9001取得企業
弊社、丸井織物株式会社は、オリジナルTシャツプリント会社としては初の品質管理マネジメント・ システムISO 9001、環境マネジメント・システム ISO 14001の取得企業です。
また、継続的な品質管理と人体・環境への配慮を重視したマネジメントシステムにてPDCAサイクルを回しています。技術として最高峰の TPM優秀賞も受賞。
一般社団法人オリジナルTシャツ協会にも加入しております。