最終更新日: 2024年07月23日
8オンスのパーカーは薄い?パーカーをオンスやデザイン、素材別に徹底解説
パーカーは秋から初夏ごろまでの、人気のファッションアイテムです。
ですが生地の厚みがいろいろあり、ネットでも「8オンスのパーカーはよくある厚さです」など、書かれていることがあります。
よくある厚さといわれても、薄いのか、厚いのか、分かりませんよね。
今回は8オンスのパーカーの特徴や、パーカーのデザイン、素材まで徹底解説します!
パーカーの厚さの選び方や、素材なども詳しく知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
オンスが違うとパーカーは何が変わる?そもそもオンスってなに?
パーカーを選ぶときに、デザインや厚み、触り心地などいろいろ確認しますよね。
そのなかでも「オンス」は重さと厚みを表しているのは、ご存じのかたも多いのではないでしょうか。
しかし8オンスのパーカーが、どの程度の厚みなのか、なかなかイメージするのは難しいですよね。
ここからは8オンスのパーカーの特徴やメリット、薄すぎると感じたときの対処法を紹介していきます。
パーカーの重さはオンスで表される
オンスとはアメリカなどで使われる重さの単位で、1オンスは約28.35グラムです。
また重さが増えるということは、生地の量が増えているので、ある程度の厚みの目安としても使われます。
オンスの数値が小さいほど薄手で軽く、数字が大きいほど厚手で重くなります。
オンスによって着心地は変わるので、目的や季節にあわせてパーカーのオンスを選んでみてください。
8オンスのパーカーの特徴とメリット
8オンスのパーカーは、やや薄手の部類に入ります。
一般的なパーカーが8~10オンス程度が主流のため、よくみかける厚みですが、9オンスあたりがパーカーとして標準の厚みです。
オンスが8以下から薄めになり、10以上から厚めのパーカーと認識しておくといいでしょう。
パーカーは、気温15度~20度あたりに着るのが目安といわれています。
春先や秋口のすこし寒い時期は、9~10オンスあたりが快適に着られる厚さではないでしょうか。
8オンスのパーカーはやや薄手のタイプなので、春先はジャケットなどのアウターの下に着たり、春~初夏には羽織りものとしてつかえる特徴があります。
重ね着ができる厚さなので、コーディネートの幅を広げられるのも嬉しいメリットですね。
パーカー1枚で過ごせる気温や季節は、生地の厚さによって異なります。
以下のコラムではパーカーに適した気温や季節についてさらに詳しくまとめているので、あわせてチェックしてみてくださいね。
パーカー1枚で過せる気温はどれくらい?季節に合わせたパーカーの着こなし方
8オンスのパーカーが薄すぎると感じた場合の対処法
薄すぎると感じたら、組みあわせる服で調整しましょう。
8オンスのパーカーを着る目安がわかっても、日差しや気温により寒いときがあります。
そんなときは以下の対処法がおすすめです。
- インナーを着る
- 下に着る服を長袖にする
- パーカーの下にもう一枚シャツを着る
- ジャケットやウィンドブレーカーなど薄手のアウターを羽織る
- ホッカイロをつかう
下に着るパターンだと、動いて暑くなったときに対処しづらいデメリットがあります。
アウターを羽織ったり、ホッカイロを活用すれば、脱いだり外したりすることで対処できるのでおすすめです。
対処法をつかって気温に左右されず、お気に入りのパーカーを気軽に着ましょう!
パーカーの種類に迷ったら【デザイン編】
パーカーは人気のファッションアイテムなので、デザインも豊富で迷ってしまいますよね。
しかしデザインの特徴を理解すれば、自分にあったパーカーを選びやすくなります。
つぎからは主流のパーカーデザインを紹介するので、参考にしてみてください。
プルオーバー
プルオーバーパーカーは、ファスナーなどがなく、頭からかぶって着用するタイプです。
もっともスタンダードなパーカーで、前面のおなか部分にポケットがついている形状もあります。
カラーやプリント、柄などもさまざまなデザインがあるので、パンツやスカート、素材やシルエットなどボトムスを選びません。
脱ぎ着するときは、かならず頭をとおすため面倒なデメリットがあります。
フルジップ
フルジップパーカーは、前面に上から下までジッパー(ファスナー)のあるタイプです。
ジッパーをおろせば前面をあけられるため、脱ぎ着しやすい特徴があります。
髪形を気にせずに着られるのも嬉しいメリットですね。
体を動かすと暑くなるような春先や、屋内の冷房対策などの羽織りとして重宝します。
ダブルジップ
ダブルジップパーカーは、フルジップ同様に前面にジッパーがあり、上下どちらからでも開けるタイプです。
基本的にはフルジップと変わりませんが、下をあけられるので、インナーやベルトなどを見せられます。
コーディネートの幅がひろがるので、いろいろなコーディネートをされたい方におすすめです。
また、首まわりをひらかずに、下をあけて熱を逃がせるため、体温調整もしやすいメリットがあります。
ハーフジップ
ハーフジップパーカーは、前面の胸元あたりまでジッパーがあるタイプです。
胸元まであけられる形状をしているので、すこしだけ脱ぎ着は楽ですが、頭からかぶる必要はあります。
ジッパーをすべてとじたり、あけてインナーを見せたりと、コーディネートを楽しめるのも特徴です。
ボタン
ボタンパーカーは、ジッパーではなく、シャツのようにボタンで前面をあけるタイプです。
シャツのボタンより大きめなため存在感があり、コーディネートの中心になりやすいデザインが多いパーカーです。
500円玉ほどの大きいボタンをつかったデザインもあり、デフォルメ感がよりかわいい印象になる着こなしになります。
ショート丈
ショート丈パーカーは、着丈がウエストからへそのあたりまでと短いタイプです。
女性向けに多いデザインで、ウエストの位置を高く見せることができ、脚長効果も期待できます。
ハイウェストのボトムスやスカートの相性がよく、スポーティなコーディネートをしたい方におすすめです。
ハイネック
ハイネックパーカーは、首まで生地があるタイプです。
首まわりに生地があるため、防寒性に優れています。
また首まわりが凝ったデザインもあり、一般的なパーカーよりおしゃれなアイテムが多いです。
人と違ったパーカーを着たい方は、ハイネックパーカーを探してみてはいかがでしょうか。
ノースリーブ
ノースリーブパーカーは、袖のないタイプです。
一枚で着るとスポーティな印象になり、重ね着することでかわいめのコーディネートになります。
ジッパーつきであれば、ジレのような着こなしもできるので、着回しを楽しみたい方にもおすすめです。
Vネック
Vネックパーカーは、首もとがV字に開いているタイプです。
首まわりが広すぎずに開いているので、デコルテをヘルシーに見せられます。
インナーにTシャツなどを着ても、手軽におしゃれなコーディネートになるのもポイントです。
スリット
スリットパーカーは、左右や後ろにスリットがはいったタイプです。
女性向けに多いデザインで、スリットがあることで動きやすく、スカートの広がりを邪魔せずに着られます。
デニムなどのカジュアルなパンツに合いますが、フレアスカートやプリーツスカートにも相性がよいデザインです。
パーカーの素材に迷ったら【生地編】
つぎは着心地にも直結する生地について紹介していきます。
パーカーもいろいろな素材でつくられており、選ぶときに迷う要素のひとつです。
生地ごとの特徴を理解して、好みの生地をみつけてみましょう!
スウェット
表地と裏地の二重構造をしている生地です。
伸縮性や吸湿性に優れた生地で、しっかりとしているため丈夫な特性をもっています。
二重構造をしているため生地は厚めのものが多く、保温性もあるため寒いシーズンに着るのにおすすめです。
ナイロン
ナイロン樹脂をつかってつくられた生地です。
吸湿性や速乾性が高く、部活動やイベントなど、汗をかくシチュエーションに向いています。
合成繊維は虫に食われにくい特性もあるので、長期にわたって収納する場合におすすめです。
ポリエステル
合成繊維をつかってつくられた生地です。
シワになりにくく、洗濯しても縮みにくい特性があります。
熱にも強いので日光などで劣化をしづらく、長く着られるのもポイントです。
安価なのでオリジナルパーカーを、気軽につくりたい方にもおすすめできます。
自分の好みの厚みや生地のパーカーは、みつけるのが難しいですよね。
ですがオリジナルパーカーは好みにあわせてつくれます!
興味がある方はこちらの記事もおすすめ!
オリジナルパーカーはUP-Tがおすすめ!作成するときの流れも詳しく解説
ニット
一本の糸を編んでつくられた生地です。
保温性に優れているため、秋冬のファッションによく使われる素材として季節感も感じられます。
ニット素材は大人っぽい上品な着こなしができ、編み方により印象も変わるので、デザイン性に優れているのも特徴です。
ダンボールニット
二枚の生地を表と裏でつなぎあわせた生地です。
ダンボールの構造に似ているのが由来ですが、中糸の間に空気をためられるので保温性に優れています。
シワになりにくい素材でジャージなどにも使われていますが、摩擦にはよわい素材のため扱いに注意が必要です。
ワッフル
生地の表面にマス目上の凹凸がある、洋菓子のワッフルのような生地です。
見ためは厚くみえますが、生地が詰まっていないため軽い素材なのも特徴といえます。
吸水性が高くタオルやシーツにも使われており、汗をかいてもベタつきにくいのも優秀なポイントです。
パーカーの肌ざわりに困ったら【裏地編】
裏地はおもに「裏毛(うらげ)」「裏起毛(うらきもう)」「裏シャギー」の3種類です。
ここからは裏地の特徴を順番に紹介していきます。
それぞれの違いを理解すれば、シチュエーションにあった裏地選びができるので、参考にしてみてください。
裏毛
裏毛は、タオル生地のようにループ状に編まれた素材です。
ループがあることで吸水性や吸湿性が高いので、一年をとおして着やすい裏地といえるでしょう。
肌触りも優しく着心地もいいので、羽織りものなどにも向いています。
裏起毛
裏起毛は、裏地のループをカットして毛羽立たせた素材です。
起毛部分が空気をふくんでいるため、保温性が高く寒い時期に着られています。
ふんわりとした手触りで、裏毛より着心地もいいのが特徴です。
裏シャギー
裏シャギーは、裏起毛より毛足が長い素材です。
毛足が長いぶんだけ保温性もさらに高いので、冬のシーズンに向いています。
なめらかでやわらかい肌ざわりで、着心地がいいのはもちろん。
どこかエレガントな雰囲気も感じるのではないでしょうか。
まとめ:自分がほしいパーカーの厚さやデザインをみつけて、コーデを楽しもう!
今回は一般的な8オンスの重さ(厚さ)をメインに、デザインや素材別にパーカーを紹介しました。
紹介したポイントを押さえて選べば、快適にパーカーを着こなせます!
シチュエーションやシーズンにより、選ぶデザインや素材も変わるので、
パーカーを選ぶときは、今回の記事を参考にしてみてはいかがでしょうか。
自分がほしいパーカーの厚さやデザインをみつけて、パーカーコーデを楽しみましょう!
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