最終更新日: 2024年08月09日
ファスナートラブルを解決する方法とは?挟まって動かない時の解決方法をサクッと解説!
パーカーやバッグを使用していて、ファスナーが突然閉まらなくなってしまった経験ありませんか?
ファスナーが生地を噛んで挟まったしまったり、ファスナーが閉まらなくなってしまったりなどファスナーのトラブルの原因は様々です。
そこで今回は、オリジナルパーカーやバッグも取り扱っているUP-Tが、自分で出来るファスナートラブルの対処方法を原因別に解説致します。
この記事を読めばファスナートラブルの解決方法がわかるので、動かなくなってしまったり閉じなくなってしまったファスナーのアイテムもまた着用できるようになります。
ファスナートラブルを解決する参考になると思うので、ぜひ最後まで読んで参考にしてみましょう。
ファスナーの構造や名称を紹介!
まず初めに、ファスナーの構造や名称について紹介していきます。
仕組みや名称があらかじめわかっていると、自分でファスナーを治す際にわかりやすいです。
部品ごとの名称や機能についてそれぞれ簡単に紹介していきます。
スライダー
スライダーとは、ファスナーを開閉するときに持ち手となる部分のことです。
「滑動部」を意味するパーツで、この後紹介するファスナーのレール部分となる「エレメント」を噛み合わせるという役割があります。
スライダーは主に3つの部品で構成されています。
- 引手…ファスナーを開閉する際に持ち手となる部分。
- 柱… 引手を取り付けている部分。
- 胴体…エレメントと接触している部分。
エレメント
エレメントとは、ファスナーの両サイドにある凹凸した歯がついている部品のことです。
スライダーを上下に動かすことで、エレメントの歯が噛み合ったり分断されたりしてファスナーが開閉します。
テープ
テープとは、エレメントと生地を繋ぐ部分を指します。
エレメントが曲がったり外れたりしないように、テープには頑丈な生地が使用されていることが多いです。
よくある生地の種類としては、ポリエステルや綿などが使用されていることが多いです。
箱と蝶棒
箱とは、ファスナーの一番下にある四角い形をした部品のこと。
蝶棒とは箱と対になっている部分で、ファスナーの始点となる部分です。
エレメント下部の一方に箱、もう一方に蝶棒があり、蝶棒を箱に差し込んでスライダーをあげるとファスナーが閉じるという仕組みになっています。
箱と蝶棒はパーカーやブルゾンなど、ファスナーが左右に分離できるアイテムに付いています。
挟まったり閉じないファスナーを自分で修理する方法とは?
スライダーが生地を噛んでしまって動かない場合や、エレメントが噛み合わずファスナーが閉じない場合などは自分で治せます。
原因別に修理の方法を簡単に解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
ファスナーが生地を噛んだ
ファスナーのトラブルで最も多いのが、スライダーを上下に動かす際に衣類やバッグの生地を噛んで挟まってしまい、スライダーが動かなくなるケースです。
無理にスライダーを動かそうとすると、生地を痛めたりスライダーが破損する可能性があるので注意して治しましょう。
ファスナーが生地を噛んでしまった時は以下の手順で治します。
- 噛んでしまった方向と逆側にスライダーを引っ張る。
- スライダーを引っ張りながら、挟まった生地をゆっくり引き出す。
デニムなど硬い生地の場合は、ドライヤーなどでエレメントとスライダー部分に熱を加えると、柔らかくなって生地を取り出しやすくなります。
上記の方法でも解消できない場合は、マイナスドライバーを使用した方法も試してみましょう。
マイナスドライバーをスライダーと生地の間に挟むことで、生地が取り出しやすくなります。
ただし、マイナスドライバーを使用した方法は、プラスチック製などのファスナーに使用すると故障の原因になるので力を入れすぎないように注意しましょう。
ファスナーを閉めても開いてしまう
「スライダーを動かして閉めたのに、閉めたはずの箇所が開いてしまう」という現象が起こる場合、エレメントがうまく噛み合っていない可能性があります。
エレメントが噛み合わない原因は、以下の2通りが考えられます。
- スライダーの緩み
- エレメントの曲がり
それぞれ修理する方法があるので、以下の方法を試してみましょう。
【用意するもの】
- ペンチ
【手順】
- エレメントに曲がっている箇所を特定する。
- スライダーをペンチで挟んで、隙間を狭める。
- ペンチで曲がったエレメントを真っ直ぐに正す。
上記の手順でファスナーを修理してみましょう。
異常がある場所をしっかりと特定した上で、力を加えすぎてファスナーが破損しない様慎重に作業を行なってください。
スライダーの持ち手が壊れた
スライダーの引き手や取手が破損して取れてしまった場合は、新品に交換する必要があります。
個人で修復することも可能ですが、サイズや種類が違うとフィットしない可能性があるので壊れたスライダーを手芸店に持ち込み、見比べて購入する方が確実です。
代わりのスライダーが用意でききたら、以下の方法でスライダーを交換しましょう。
【用意するもの】
- 新しいスライダー
- ペンチ
- マイナスドライバー
【手順】
- マイナスドライバーを使用して、エレメントが入っている隙間を広げる。
- 広げた隙間から、古いスライダーを取り外す。
- 新しいスライダーの隙間部分にエレメントを入れる。
- エレメントが挟めたら、ペンチを使用して少しずつ隙間を狭めていく。
新しいスライダーが上手に入らない場合は、マイナスドライバーでスライダーの隙間を広げるのもオススメです。
広げた隙間からエレメントを入れられたら、ペンチを使用して丁寧に狭めていきましょう。
ファスナーの滑りが悪い
主に金属製のファスナーは、サビが原因で滑りが悪くなることがあります。
スライダーやエレメントに問題がない場合は、以下の方法を試してみましょう。
【用意するもの】
- 潤滑油
- 綿棒
【手順】
- 潤滑油を綿棒に浸す。
- 潤滑油を浸した綿棒で、エレメント部分に塗る。
潤滑油を綿棒で塗る際、エレメントに多く着けすぎないように注意しましょう。
潤滑油を塗る量が多すぎると、衣類などの生地まで油が染み込んでしまう可能性があります。
潤滑油を塗り込む際には、少しずつ慎重に行い、生地に油が染み込まない様に作業しましょう。
ファスナーのトラブルの原因によっては、自力では修復できない可能性もあります。
そういった場合は、新しいファスナーに交換するしかありません。
「自力では無理そうだな」と思ったら、お近くの洋服修理の専門業者を利用するのがオススメです。
「ファスナーの修理に自信がない…」という場合は、ファスナーが壊れないように事前の対策をするようにしましょう。
以下のコラムではファスナーを長持ちさせる方法などをまとめているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
【ファスナー】修理は最小限に。大切に長く愛用する方法とは
ファスナーが壊れてしまったら新しいものを購入しよう!
パーカーやカバンなどのファスナーが壊れたら、新品のパーカーやバッグを購入するのもオススメです。
新しいものに定期的に交換していけば、修理の手間もなく常に新鮮なアイテムを着用できます。
お気に入りのアイテムを探して、定期的に新しい洋服を購入してみましょう。
新品のアイテムを購入するならオリジナルアイテムがオススメ!
パーカーやバッグを新しく購入するなら、オリジナルアイテムの作成にチャレンジしてみましょう!
オリジナルアイテムであれば、自分が欲しいデザインのアイテムを確実に入手することができます。
オリジナルパーカーのメリットや、オススメの業者などは下記のページで解説しています。
気になる方はぜひ参考にしてみてください。
オリジナルパーカーを作るなら業者に頼もう!おすすめ業者はUp-T
また、オリジナルパーカーのデザイン例などが気になる場合は以下のページがオススメです。
【激安】オリジナルパーカーを1枚から作るならUp-T!おすすめデザインも紹介します
オリジナルアイテムを作成するならUP-Tがオススメ!
初めてオリジナルアイテムを作成するという方は、UP-Tを利用してオリジナルアイテムを作成してみましょう。
Up-Tであればクオリティの高いオリジナルアイテムを安価で購入できます。
オリジナルアイテム作成にUP-Tがおすすめな理由は以下の通りです。
- どんな商品でも一枚から送料無料!
- 専用のデザインツールがあるので、簡単にデザインを作成できる。
- 日本随一のプリンター保有台数を誇り、他のショップではできない小さいプリントも印刷可能。
- 製造業として長い歴史がある会社なので、安心感は抜群。
- 24時間電話相談を受け付けているので、気になることはいつでも相談できる。
UP-Tでは、電話相談を24時間受け付けているので、初めてオリジナルアイテムを作成するという方でも安心して作成を依頼することができます。
何か不安なことやわからないことがあった時でも、すぐに相談できるので安心です。
また、UP-Tではデザインの作成をプロのデザイナーに無料でお任せすることも可能です。
面倒な画像の透過処理や、ラフなイラストをプロ仕様のイラストに描き直したりなど、自分では少し難しい作業も無料で依頼できます。
オリジナルアイテムを作成する際は、UP-Tを利用してクオリティの高いアイテムを作成してみましょう。
まとめ:ファスナーのトラブルは自分で修理できる!
いかがだったでしょうか?
今回の記事では、ファスナーのトラブルについて解説していきました。
この記事の内容は以下の通りです。
- ファスナーは部品ごとに役割が異なる。
- 簡単な故障であれば、自力で修復も可能!
- 新しく買い換えるなら、オリジナルアイテムがオススメ!
ファスナーは突然壊れることも多く、せっかく着用しようと思ったアイテムが直前で使用できなくなってしまうなんてことも多くあります。
そうならないためにも、出番の多いパーカーやバッグは定期的に新しいものに買い替えていつでも使用できる状態にしておきましょう。