最終更新日: 2024年07月01日
【完全版】クラスTシャツを手作りで作成する方法
「これからクラスTシャツを作成したいけど、手作りってどうなの?」
「クラスTシャツを手作りで作成したいんだけど、やり方が知りたい。」
「そもそもクラスTシャツってどうやって作るの?」
こういった悩みに応える記事です。
文化祭や体育祭、球技大会などの学校のイベントがある際には、どうせならクラスTシャツを自分達で作成して一体感を出したいですよね。
でも、「そもそも初めてのことだから、どうやって作成したらいいかわからない。」という方も多いのではないでしょうか?
クラスTシャツを手作りで作成する際には、さまざまな注意点があります。
詳しいやり方を知らずにデザインを始めてしまうと、後で行き詰まってしまう可能性があります。
今回は、クラスTシャツの作成で失敗しないために、オリジナルTシャツUp-TがクラスTシャツの作り方を解説致します。
これを読めばクラスTシャツ作成の全体的なイメージが掴めるので、クラスTシャツを手作りする際に失敗が起こらなくなります。
思い出に残るクラスTシャツの作成ですので、後悔のないように作りましょう。
クラスTシャツを手作りで作成する方法
まずはクラスTシャツを手作りで作成するには、どんなやり方があるのか解説します。
クラスTシャツに関わらず、オリジナルTシャツを作成する方法は以下の2通りです。
・アイロンプリント
・ステンシルプリント
上記の2種類があります。
結論から言ってしまうと、手作りでクラスTシャツを作成する場合は「ステンシルプリント」がおすすめです。
まずはそれぞれのやり方について解説します。
【方法①】アイロンプリント
アイロンプリントとは、アイロンプリントシートに印刷した図柄をアイロンで生地に圧着する方法です。
アイロンプリントシートとは、台紙と特殊な紙の2枚重ねの構造になっていて、アイロンの熱を加えることで、特殊な紙が布にくっつき印刷したインクが生地に写るという仕組みになっています。
用意するもの
・Tシャツ
・アイロンプリントシート
・パソコン
・プリンター
・アイロン
・はさみやカッター
作業に取り掛かる前に、まずは上記のアイテムを揃えましょう。
アイロンプリントのやり方
アイロンプリントの具体的なやり方は以下の5工程です。
・パソコンのPhotoshopなどのデザインツールでデザインを作成
・アイロンプリントシートにデザインを印刷
・アイロンを使用し、デザイン部分を切り抜く
・シートが冷めたら、適温で圧着する
・付属の仕上げシートを使って、再びアイロンをかける
以上で完成になります。
アイロンプリントについては以下の記事で詳しく解説しているので、もっと詳しく知りたいという方は、以下のページを参考にしてください。
アイロンプリントで自作のオリジナルTシャツを簡単に作成!他にも安価で作成できる方法も!
【方法②】ステンシルプリント
次にステンシルプリントについて紹介致します。
ステンシルプリントとは、型を作成しそこにスプレーやインクなどで着色する方法です。
他の方法に比べて簡単・お手軽にできるので、クラスTシャツを初めて作成するという方にはこちらの方法がおすすめです。
市販でステンシルプリント用の型が販売されていますが、あらかじめ決められたデザインのものしか作成できないので、オリジナルのアイテムを作成したい場合は型から作成する必要があります。
「型を作成するなんてやっぱり難しいんじゃないの?」と思う方も多いかもしれませんが、オリジナルTシャツのプロであるUP-Tが誰でも簡単にできる方法をお伝えしますので安心してください。
■用意する物
作業に取り掛かる前に以下のアイテムを用意しましょう。
・Tシャツ
・ステンシルしたいデザイン
・クリアファイル
・カッター
・カッティングシート
・布用スタンプインク
・マスキングテープ
・ステンシル用スポンジ(食器用スポンジでもOK)
・新聞紙
・アイロンかドライヤー
・当て布
ほとんどのアイテムは100円ショップなどで購入できます。
作業に入る前にしっかりと準備して、後で足りなくなることがない様にしましょう。
型の作成のやり方
準備が整ったら、早速作業を始めていきます。
まずは、Tシャツに印刷する型を作成することから始めましょう。
①印刷するデザインを決める。
②クリアファイルの接着部分を切り取り、下絵に合わせたサイズにカットする。
③下絵をコピーして、クリアファイルの裏側にマスキングテープで貼り付ける。
④下絵に沿ってクリアファイルをカッターで切り抜く。
以上で型の作成は終了になります。
型を作成する際の注意点は以下の3つです。
・初めての方は凝ったデザインにしない。
いきなり凝ったデザインに挑戦すると、失敗に終わる可能性が高いです。
・下絵とクリアファイルをしっかりと固定する。
固定が甘いと、切り抜いている最中に下絵とクリアファイルがズレてしまい、失敗します。
四隅をしっかりと固定しましょう。
・切り抜きをする際には、大事な部分を切らないように慎重に。
カッターで作業するので、デザインの大事な部分を切ってしまわないように注意しましょう。
もし誤って切ってしまったときはセロハンテープなどで補修してください。
■ステンシルプリントでオリジナルTシャツ作り
型の準備が出来たら、早速オリジナルTシャツを作成していきます。
具体的な手順は以下の通りです。
①プリントしたい部分に新聞紙を入れる。
②スタンプしたい場所にステンシルシートを置き、マスキングテープで四隅を止める。
③布用スタンプインクをスポンジにつけて、優しくポンポンと押していく。※最初はムラになりますが問題ありません。
少しずつ押していき、色の濃さやムラを調整していきます。
インクのムラによりプリントに表情が出るのも、ステンシルプリントの良いところです。
④スタンプし終えたら、当て布をしてアイロンかドライヤーで乾燥させる。
※使用するインクの種類によって乾燥方法が異なる場合があります。
パッケージ等を確認しましょう。
⑤Tシャツを洗濯する。
※最初は色移りする可能性があります。
そのため、他の洗濯物とは分けて、必ず単体で洗濯してください。
⑥洗濯が終わったら乾かす。
以上の工程になります。
ステンシルプリントであれば、誰でも簡単にできるので、クラスTシャツを作成する際にはステンシルプリントを利用するのがおすすめです。
■ステンシルプリントをする際の注意点
誰でも簡単にできるステンシルプリントですが、作業をする際には何点か注意しなければならないことがあります。
それぞれしっかり解説するので、作業をする際には気をつけて行ってください。
①スタンプに使用するインクについて
必ず布用のインクを使用してください。
その理由は、布用以外のものを使用すると洗濯をしたときに色が落ちてしまうから。
また、同じステンシルプリントで複数の色をスタンプしたい時は、必ず前に使用した色をおステンシルプリントから落として使用してください。
落とさないまま次の色をつけてしまうと、色が混ざって変な色になってしまいます。
②室内で作業をする場合は、充分に換気をする。
ステンシルプリントを屋内で行う際には、充分に換気をしてください。
理由は、匂いが強いため換気せずに作業をすると室内に匂いがついてしまうから。
匂いが部屋に充満することで、なかなか匂いが取れなくなってしまったり、人によっては気分が悪くなってしまう方もいるかもしれません。
布用インクのパッケージにも注意書きがあると思いますが、必ず換気を行いながら作業をしてください。
印刷方法ごとのメリット・デメリット
アイロンプリントとステンシルプリントのやり方についてそれぞれ解説しました。
ここからは、それぞれの方法のメリット・デメリットについて簡単に解説致します。
アイロンプリントのメリット
アイロンプリントをやる際のメリットは以下の通りです。
・凝ったデザインを作成できる。
パソコンを使って、デザインを印刷するので凝ったデザインを作製しやすいです。
また、自分でイラストを描く以外にもネットからフリー素材などを探して印刷することもできるので、凝ったデザインを簡単に作製できます。
・パソコンやプリンターがあれば、準備が比較的少ない。
パソコンやプリンター、アイロンなどの家電があらかじめあることが前提ですが、それ以外にはアイロンプリントシールを用意すれば良いだけなので、準備するものが少ないです。
・工程が短く、作業が簡単。
ステンシルプリントでオリジナルTシャツを作成するよりも、工程が短く作業自体も簡単にできます。
デザインさえ用意してしまえば簡単にできるので、手先が不器用な方でも確実に作製できます。
アイロンプリントのデメリット
反対にアイロンプリントを採用する際のデメリットを紹介します。
・シールが使い捨てになるので、大量生産には向かない。
アイロンプリントではプリントシールが使い捨てになるので、同じデザインを大量に作成するクラスTシャツなどの作成には不向きです。
予算もその分増えてしまうので、アイロンプリントを採用する際にはメンバーでよく話し合って決めましょう。
・パソコンやプリンターが無い場合は作成が難しい。
そもそもパソコンやプリンターなどが用意できない場合には、アイロンプリントでデザインを作成することが難しいです。
メンバー間でパソコンなどの設備が用意できないか、あらかじめ確認しておく必要があります。
アイロンプリントが向いてる人
・パソコンやプリンターが用意できる。
・複雑なデザインを作成したい。
・準備よりもデザインに時間をかけたい。
・予算は多めに準備できる。
基本的にはステンシルプリントの採用をおすすめしますが、どうしても複雑なデザインを使用したいという場合にはアイロンプリントを利用しましょう。
その場合は予算が多めにかかってしまうので、クラスのメンバーとよく相談して決めてください。
ステンシルプリントのメリット
ステンシルプリントを採用するときのメリットは以下の様な感じです。
・ステンシルシートを使いまわすことで、同じデザインのアイテムを作成できる。
ステンシルプリントであれば、ステンシルシートを使いまわすことで、同じデザインのTシャツを複数作製できます。
クラスTシャツでは同じデザインのアイテムを複数作成することになると思うので、ステンシルプリントの方が向いているといえるでしょう。
・インクの独特の風合いが出せる。
ステンシルプリントでは、染色にインクやスプレーなどを使用するため、他では出せないような独特の風合いを出すことができます。
パソコンで印刷したデザインをとはまた違ったものができるので、よりオリジナル感を出すことができます。
・デザインにパソコンなどが必要ない
ステンシルプリントであれば、プリンターやパソコンが用意できない方でも手書きデザインを作製できます。
あらかじめ設備を準備する必要がないので、学校の教室などでもみんなで相談しながらデザインを作製できます。
ステンシルプリントのデメリット
・ステンシルシートを作るのが難しい。
ステンシルシートは下絵にクリアファイルを貼り付けて、カッターで切り抜いて作ります。
そのため手先の器用さが要求されますし、細かいデザインを転写したい場合はかなり大変な作業になります。
細かい作業が苦手な人には不向きです。
初めてステンシルプリントをする際には、出来るだけ簡単なデザインを使用した方が良いでしょう。
・転写できるデザインに限りがある。
ステンシルプリントでは、ステンシルシートをカッターを使って作成するので、曲線などの加工が難しいです。
使用できるデザインに縛りがあるので、デザインの自由度は低いのがデメリットといえます。
・色にムラができやすい。
ステンシルプリントでは、スポンジを利用してTシャツにデザインを転写します。
そのため、力の入れ具合が均一でないと色にムラができてしまいます。
初めてステンシルプリントにチャレンジする人は失敗する確率が高いかもしれません。
ステンシルプリントが向いている人
・みんなでワイワイ相談しながらTシャツを作成したい。
・同じデザインのアイテムを複数作成したい。
・クオリティよりも手作り感を優先したい。
・準備にある程度時間をかけられる。
・予算に限りがある。
みんなで相談しながら作成できるので、クラスTシャツをクラスのみんなで作成するならステンシルプリントがおすすめです。
ステンシルプリントであれば、同一デザインのアイテムを少ない予算で大量に作成できる点も、クラスTシャツには向いています。
手作りのクラスTシャツを作る時間がなかったり、手作りに自信がなかったりする場合は業者に依頼する方法がおすすめです。
UP-Tでは、クラスTシャツにぴったりなアイテムを多数取り揃えているので、ぜひこちらの商品ページをご参考ください。
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まとめ
今回はクラスTシャツを手作りで作成する際のやり方について解説致しました。
簡単に内容をまとめると、
・印刷方法はステンシルプリントとアイロンプリントがある。
・クラスTシャツを作成する場合は、ステンシルプリントの方がおすすめ。
・どうしても複雑なデザインを採用したいなら、アイロンプリントを使用する。
以上の内容になります。
クラスTシャツの作成は、学校のイベントを盛り上げる上でなくてはならないものですよね。
皆で手作りすることで、クラスの絆もより深まると思います。
それぞれの方法をしっかり理解した上で、みんなで協力すればきっと素敵なクラスTシャツを作成できます!
「自分達で作るのが不安」
「もっとクオリティが高いものを作成したい」
という場合は、オリジナルTシャツUP-TにクラスTシャツの作成をお任せください!
デザインも簡単にできてクオリティの高いクラスTシャツをお手頃価格で作成できます。
24時間対応で電話やメールでの相談を受け付けておりますので、安心してお問合せください。
格安でオリジナルTシャツを作成するなら、Up-Tがおすすめ!