最終更新日: 2024年06月17日
オリジナルトートバッグを作って販売しよう!利用サービスや注意点を解説
自分がデザインしたオリジナルバッグを作ってみたい・販売したい。
クリエイターとしての一歩をオリジナルトートバッグで踏み出したいけれど、どうやって販売すればいいのかわからなくて困っていませんか?
最近では、オリジナルグッズ販売を後押しするサイトも増えたことで、誰もが簡単にクリエイターデビューできるようになりました。
本記事ではオリジナルトートバッグの製作できるサービスや、オリジナルトートバッグ販売にあたっての注意点について徹底解説しています。
自作のトートバッグを販売するにはどんな手順が必要なのか、これから趣味を実益にしたい方の参考になるはずですので、最後までぜひご覧ください。
オリジナルトートバッグを販売する方法にはどんなものがある?
レジ袋が有料化されたことで注目度が高くなったエコバッグ。
色んなブランドからもおしゃれなエコバックが登場しています。
あれば便利なエコバッグですが、結構な値段もしますし、街を歩けば「同じエコバッグかも」なんて経験もあるかもしれませんね。
せっかく持ち歩くなら、自分が気に入ったものを持ち歩きたい!
自分でデザインしたトートバッグを販売して、たくさんの人に使って欲しいですよね。
では、製作したオリジナルトートバッグをどんな方法で販売できるのでしょうか。
1、自作したトートバッグを自宅で在庫管理して販売
オリジナルトートバッグを発注する場合、ロット数が多いほど単価が安くなるのでコストを抑えて製作できます。
単価を下げれば利益が上がりますし、安く販売できれば売上個数が上がります。
ただし、そうなると初期費用が必要になりますし、売れ残ってしまうと在庫リスクが発生します。
物販において最も気を付けなければいけないのが在庫リスクです。
在庫はいつか売れればよい、というくらい資金繰りに余裕があれば別ですが、多くの場合在庫が増えると資金が回らなくなります。
また、自宅の保管スペースを圧迫することにもなり、事業の継続そのものを危険にさらすことになりかねません。
また、自宅でプリントしたり刺繍などのハンドメイドの場合、細かい資材が必要ですし自宅が製作場所となるので大変な一面もあるでしょう。
それだけでなく、発送準備などはすべて自分で行う必要がありますので、梱包資材が必要になったりと面倒な一面もあります。
2、在庫管理なし!ショップで管理
自分だけのオリジナルトートバッグを作って販売したいけど、「費用が高いのでは」「どうやって販売すればいいの?」「在庫管理が面倒」だと思いませんか。
自宅で在庫管理するのが難しい、売れ残りリスクを回避したいのであれば、グッズ作成から販売までを行ってくれるサービスを利用しましょう。
実は、簡単にオリジナルグッズが製作できるプリントサービスの中には、製作から注文があった際の発送作業まで引き受けてくれたり、オリジナルトートバッグを販売できるショップと連携するなどのサービスを充実させている会社があります。
このようなサービスでは、発注された分だけ商品を作り、発送代行まで行うので、出品者はオリジナルトートバッグのデザインを登録するだけです。
デザイン登録料は無料、在庫リスク無しで自分が考えたデザインのオリジナルトートバッグの販売ができます。
在庫リスクがないだけでもとても大きな魅力です。
しかし、無在庫の魅力は受注から発送までの作業負担を軽減してくれることです。
もし、あなたのトートバッグが人気になり毎日何十枚も発注があったとしましょう。
それら一つ一つを梱包して発送するだけでも相当な時間をとられてしまいます。
発送作業に時間をとられてしまうと、作成の時間が減ってしまいます。
アルバイトを雇うのも一つの方法ですが、それなら最初から外注してしまった方がコスト管理がしやすいでしょう。
ある程度売れてきてから考えてもよいかもしれませんが、個人で物販をやると発送作業で手詰まりになることが多いので気をつけましょう。
オリジナルトートバッグを制作する会社の特徴とは?
オリジナルトートバッグを制作できる会社は、「プリントサービス」を生業している会社です。
トートバッグ以外にも、Tシャツやスマホケースなど、いろいろなオリジナル商品を作成できます。
・プリントサービス会社
従来のプリントサービスでは、必要な枚数だけ費用を支払って制作してもらい、商品は自分が管理したうえでハンドメイドショップやフリーマーケットなどで販売します。
収益を出す場合には、製作にプラスする必要がありますので販売価格が高くなります。
順調に売れてしまえばいいのですが、そうでない場合には、在庫を抱えたままになるので、次回の販売商品が作れなくなってしまいます。
最終的に赤字で販売することになり、オリジナルグッズを作るのをやめてしまう人も少なくはありません。
順調に販売できても、発送作業に追われるようになり本業との掛け持ちに辟易してしまうこともあります。
イベントで販売するには向いていますが、ハンドメイドショップでの販売にはやや不向きな一面があります。
・製作から販売までを行うプリントサービス会社
従来のプリントサービスでは「注文がある数量を製作して渡す」だけでした。
新しい試みとして、在庫リスクを解消するためにネットショップとの連携、またはプリントサービス会社でネットショップを開設できるシステムができました。
今までの様に「コスト抑えるために大量生産して個人で在庫を抱える」スタイルではなく、注文が入った時点でトートバッグを製作し会社や提携先から直接購入者に発送されます。
発注者は、デザインを考えて画像データのアップロードし編集するだけの簡単作業。
初期費用や手数料・制作費などは必要なく、価格も自分の利益が出るように自由に設定できます。
簡単に、ネットショップが開設できるだけでなく、在庫リスクがなく面倒な発送手続きなどもプリントサービス会社が行ってくれます。
その会社の会員にさえなれば、あらゆるサービスを利用できますから、オリジナルトートバッグ以外の商品も作れます。
無料のデザインツールを使えば、イラストや写真に文字を入れたり、デザインをいろいろと変化させたりも可能。
パソコンだけでなく、スマホからも簡単にデザイン入稿ができるので初心者でもトートバッグ作成と販売ができます。
オリジナルトートバッグを販売する際の注意点
手軽で使い道が多いオリジナルトートバッグはプレゼントとしても喜ばれますし、使い勝手がいいこともあり初心者が作成販売するアイテムとして人気があります。
写真やイラストなどを使ってプリントするだけと簡単ですが、販売するに当たって注意しなければいけないことがあります。
・著作権や肖像権に注意する
オリジナルトートバッグを販売目的ではなく、自分が私用で使う分には自由なデザインができますが、商品として販売する場合には著作権・商標権・肖像権などに注意しなければいけません。
最近問題になっている「トレパク」などのように、他人が描いたもの・作ったものを勝手に使ってトートバッグにプリントするのは著作権法違反になります。
漫画やアニメなどのキャラクターをプリントしたデザインは、加工しても「自分が趣味として持ち歩く・使う」以外では使用してはいけません。
また人物を撮影した写真は、一般人、タレントや芸能人問わず、許可なくデザインに使うことは違法です。
看板や広告なども、肖像権侵害に当たる可能性があります。
販売できるデザインは「完全なオリジナル」であることが条件ですので、デザインを考えたり作成する前にしっかりチェックしておきましょう。
自分でデザインしたオリジナルトートバッグを販売する際に注意したい著作権についてはこちらの記事で詳しくご紹介しています。
せっかく作ったオリジナルトートバッグが知らず知らずのうちに著作権を侵害していた、なんてことにならないよう、ぜひ合わせてチェックしておきましょう!
オリジナルトートバッグを作るときの『著作権』ちゃんと気にしてる?難しい『著作権』について解説します
オリジナルトートバッグを販売するならクオリティ重視で選ぼう
プリントサービス業者によって、メインにしているプリント方法が違います。
また、すべての業者が製作から販売まで対応しているとは限りませんし、デザインエディタの使い勝手や、デザイナーによるデザインサービスの有無などサービス内容に違いがあります。
商品として販売するのですから、消費者が「お金を払って購入したい」と思ってくれるクオリティであることが重要です。
トートバッグサイズ、デザインの種類、色やサイズなど、自分が作りたいトートバッグにマッチしているかをしっかり考えて比較し業者を選びましょう。
・プリント方法
商品の出来・不出来は、素材だけでなく、プリント方法によっても違います。
自分が作成したいトートバッグはどんなイメージなのか、プリント方法は多色刷りなのかモノトーンなのか。
これを良く考えて、販売したいトートバッグにマッチしたプリント方法かをしっかりチェックします。
できるだけ、プリント方法の選択肢が多い方が、色んなトートバッグを作れるメリットがありますね。
・オリジナルバッグの種類と生地の厚み
トートバッグは、生地の厚みでも価格が変わります。
薄手はエコバックに、厚手のバッグは普段のお出かけ用に向いていますので、デザインもそれに合わせたものを考えると販売しやすくなります。
出来るだけ種類が多く、消費者のニーズに応えられるようにしておくといいでしょう。
・スマホからも簡単にデザイン操作ができる
パソコンを持っていなくても、スマホアプリを使ってデザイン入稿や編集ができるとより使いやすくなるのでおすすめです。
特に頻繁にデザインを入稿して、オリジナルトートバッグの種類を増やしたい場合には、スマホからも使える業者をおすすめします。
オリジナルトートバッグの製作から販売までUp-Tにおまかせ!
Up-Tでは、BASE連携サービスを開始しています。
BASEとUp-Tとのアカウントを連携することで、デザインしたオリジナルトートバッグをBASEで出品が可能になりました。
Up-T直送機能も利用できるので、注文が入ったら製作ボタンを押すだけでUp-Tから商品を直送するしてくれます。
納品書には商品名・数量のみが表示されるので、原価などが知られることはありません。
納品書はショップ名にて同封、メッセージ機能もあるのでサンキューレターををトートバッグにつけて届けます。
連携はとても簡単で、Up-TでBASE経由で入った注文を確認することもでるので無駄な手間もかかりません。
・Up-Tでオリジナルショップ開設もできます
BASE連携だけでなく、無料でオリジナルショップが開設できるのもUp-Tの魅力。
Up-Tによるサポートが受けられるほか、製作発送もすべてUp-Tが代行します。
Up-Tからの流入が見込めるので、自分でマーケティングする必要がありません。
「報酬=販売価格-原価-手数料10%」と手数料が安いので、利益もしっかり出ること間違いなし!
まとめ
オリジナルトートバッグの販売について、ご紹介しましたがいかがでしたか?
グッズ販売は、大きなイベントやフリマ、ハンドメイドショップを利用するだけでなく、プリント業者を利用すると誰でも簡単にできます。
販売目的の場合には、Up-Tのように製作から販売を請け負っているプリント業者を選べば簡単に負担が少なく始められます。
在庫管理が難しい、初期費用がかかるから、オリジナルトートバッグの販売を諦めていた方は、この記事を参考にUp-Tでオリジナルショップを立上げ製作から販売にチャレンジしてみてください。
自作のデザインでのトートバッグ作成をUp-Tで実践してみる!