最終更新日: 2024年06月13日
オリジナルポロシャツを自作する方法!注意点と必要な機械を紹介
ポロシャツを購入するときに「自分がほしいデザインがない」といった悩みを持っていないでしょうか。
実はポロシャツは簡単に自作することができます。
自作する方法は次の2つです。
・刺繍でデザイン
・製作業者に依頼する
オリジナルポロシャツを完全に自作できるのは、刺繍のみです。
というのも、他の製作方法の場合は専用の機械が必要になるからです。
その点、刺繍はミシンがあれば簡単に作れますが、手縫いでも作れます。
そこで本記事では、オリジナルポロシャツを自作で作る方法や製作業者に依頼する場合のポイントなどを紹介していきます。
オリジナルポロシャツを自作する方法
オリジナルポロシャツを自作する方法は次の3つの方法があります。
・シルクスクリーンプリント
・フルカラーインクジェット
・刺繍
シルクスクリーンとフルカラーインクジェットは機械が必要なため、個人で作るのは少し難しいですが、刺繍は誰でもコツを掴めば簡単に作ることができます。
コスパ最高のシルクスクリーンプリント
シルクスクリーンプリントは、シンプルなデザインのポロシャツを作ることができます。
機械が必要なため、完全に自作することは難しいです。
単色でシンプルなデザインのため、相場は比較的リーズナブルなものが多くなっています。
さらにシルクスクリーンプリントは、大量生産ができる点がメリットといえます。
部活動のユニフォームなどを作る時におすすめですよ。
シルクスクリーンの製作工程を簡単に紹介します。
①デザインデータを用意する
②木枠にメッシュ生地を貼り付ける
③印刷用の版を作る
④土台となるTシャツの上に版をのせる
⑤1色ごとにプリントしていく。
⑥インクが乾くのを待って完成。
シルクスクリーンプリントは、機械を使わずに手作業で行われていることもあります。
手作業で行われる場合は、職人の熟練度合いによって出来が変わりますが、現代の業者のほとんどは機械によって印刷しています。
デザイン豊かなフルカラーインクジェット
版を作らずにプリンターにセットして直接プリントする方法です。
専用の機械が必要になるため、業者に依頼する必要があります。
フルカラーで印刷できることから非常に人気の高い製法です。
フルカラーでデザインができるため、シルクスクリーンプリントと比べると依頼の相場は高くなります。
フルカラーで印刷をするため、グラデーションをなどの多色を使ったデザインを作れるのが特徴です。
凝ったデザインができる刺繍
刺繍が唯一、完全に自作できる製法です。
糸を通すことで凹凸ができ、高級感のあるデザインになるのが特徴です。
もし、業者に依頼する場合の価格相場は比較的高い傾向があります。
完全に自作するときのコツは、図案をきちんと決めることです。
想像だけで針を入れても、直線が歪んだり、思ったデザインや色合いにならないことが多いです。
そのため、刺繍を開始する前に図案を用意しましょう。
刺繍の初心者キットを購入すると、初心者にも優しい図案が用意されていることがあるので、それを使って練習してみてもいいでしょう。
ポロシャツを選ぶときのポイント
自作ポロシャツを作るうえで注意するべきポイントは3つです。
・素材
・襟
・ポケット
ポロシャツはT/Cとポリエステルの2つの素材に分けられます。
T/Cは汗をかいても身体がべたつかない素材になっているのが特徴です。
ポリエステルは通気性に優れており、汗をかいても外に逃がす速乾性も兼ね備えています。
T/Cはビジネスシーン、ポリエステルはスポーツ用としてよく用いられます。
襟は「普通・ボタンダウン・レイヤード」に分けられます。
どの場面でポロシャツを着る予定なのかを考えて選びましょう。
たとえば、レイヤードの場合はカジュアルな場面で着られることが多く、ビジネスシーンでは避けられがちです。
最後にポケットです。
ポケットも自分がポロシャツを着るシーンによって「ポケットあり/ポケットなし」を決めるといいでしょう。
ポケットがない場合はデザインしやすいため自作ポロシャツではよく選ばれます。
UP-Tでは、さまざまなシーンに対応したオリジナルポロシャツを展開しています。
素材やデザインなどこだわりの詰まったアイテムばかりなので、ぜひこちらのページよりご確認ください。
オリジナルポロシャツを自作するのに必要な機械
シルクスクリーンプリントとフルカラーインクジェットの場合は、デザインをプリントするために専用の機械が必要になります。
そのため、自宅で自作するのは難しい製法なので業者に依頼する必要があります。
それに対して刺繍の場合は自分で作ることができます。
必要な機械は特にありませんが、刺繍に慣れている方はミシンを用意しておくと作業スピードが速いです。
他にも単色・フルカラーともにビニール製のシートを熱で圧着させる加工方法がありますが、この製法は機械を使用しません。
アイロンがあれば簡単にプリントすることができます。
しかし、シートのデザインが予め決まっているため、自作するという感じではなくすでにあるデザインを貼り付けるという感覚に近いです。
オリジナルポロシャツの製作価格の相場
オリジナルポロシャツを作る際の価格の相場は1枚当たり安くて1,000円ほど、高くて1枚5,000円ほどです。
この値段は依頼する業者、元のポロシャツの値段、製法によって決まります。
製作費用の内訳
オリジナルポロシャツを自作する際の価格の内訳は以下です。
・ポロシャツ自体の価格+版代+加工費
価格の比重はポロシャツ自体の価格>版代>加工費という順番です。
多くの業者は製作費が一律の場合が多いため、たくさん作れば作るほど1枚当たりの単価は低くなります。
オリジナルポロシャツ製作業者の選び方と作るときの注意点
オリジナルポロシャツの製作業者の選び方と注意点について紹介しています。
オリジナルポロシャツは用途によって製作業者や作り方を変える必要があります。
本格的にビジネスとして作りたい人
本格的にビジネスとして作りたい人は、ロット単位で依頼を受けている業者を選びましょう。
大量発注の場合は、先ほど説明したとおり作るポロシャツの枚数が多ければ多いほど、1枚当たりの値段が安くなります。
大量発注の場合は、シルクスクリーンプリントがおすすめです。
色ごとに版を変える必要がありますが、1つの版で大量のポロシャツを製造できることから、最終的な費用が割安になります。
ワンポイントデザインの場合は版が小さいサイズで良いため、より費用を落とすことができます。
ビジネスとしてポロシャツを販売していくのであれば、シルクスクリーンプリントを使って製造する際、ポロシャツ自体の価格は安すぎないものにしましょう。
というのも、素材自体が安くてシルクスクリーンプリントのワンポイントデザインのみだと、見た目がどうしてもチープに見えるからです。
コストを抑えることは需要ですが、抑えすぎると逆効果です。
ポロシャツ自体の価格が高い場合はワンポイントデザイン、安い場合はデザイン加工に費用を割くなどしてバランスを取ることが大切です。
私的でサクッと作りたい人
私的でサクッと作りたい人は、1枚から発注を受け付けている業者を選びましょう。
1枚のみだとすべての費用込みで4,000円ほどで作れることが多いです。
製作方法によって値段は大きく変わりますが、市販で売られているポロシャツと同じくらいの値段になります。
1枚のみの製造だとフルカラーインクジェットがおすすめです。
大量発注の場合はフルカラーインクジェットは費用が高くなりがちですが、1枚だとそこまで費用が高くなることはありません。
むしろ、豊富な色を使ったデザインを施すためクオリティの高いポロシャツを作ることができます。
品質にこだわったポロシャツを作りたい場合
品質にこだわりたい方は、刺繍を業者に頼むことをおすすめします。
刺繍は自分で自作することも可能ですが、業者に依頼した方がより高級感のあるデザインを作ることができます。
洗濯によってプリントが剥がれることもないので、長持ちしやすいです。
さらに、「色を一色にする・業者が用意しているフォントにする・1段刺繍にする」という3つのポイントを守るとより安く製作が可能です。
耐久性について考えること
1日だけ着るイベント用の場合は問題ないですが、スポーツ用といった繰り返し着用する場合は耐久性や機能性もきちんと考えましょう。
ポロシャツ自体の機能性を無視した着用や間違った洗濯方法を繰り返していると、劣化を早めてしまいます。
自作でどのようなポロシャツが作れるの?
実際に自作でオリジナルポロシャツを作った場合、どのようなデザインになるか気になる方が多いでしょう。
そのため、ここでは実際にどのようなデザインのポロシャツが作れるのかを紹介します。
業者に依頼した自作ポロシャツ
これもねかれこれもうすぐ3年ほどの
— 猫だまし (@KodamasiW) February 17, 2020
付き合いになる自作ポロシャツ
これを胸に頑張ります pic.twitter.com/RD9VyClq0F
これ一応オレンジ色なんですが~りなぷ~推し自作ポロシャツ到着 pic.twitter.com/KI2KoExvje
— だよね@永遠の巫まろテスカー (@19dayone61) January 17, 2015
自作ポロシャツ。 pic.twitter.com/g8PU0HA9uo
— 舞城みゆき(geckoya)𓆈5/18ヤンチャーズ (@geckoya) June 3, 2016
業者に依頼したデザインのほとんどはプリントによる加工です。
ワンポイントのものから、凝ったデザインのものまで様々な種類があります。
完全自作したポロシャツ
今更ながら、夏に購入したポロシャツに刺繍を施しました。出来上がりも予想以上に良かったので満足。一番のお気に入りはミラーボールだったり。やっぱり可愛いのを作るには自作ですな。 pic.twitter.com/RL5bjjtub3
— sato🌥️ (@chimataspring) December 4, 2014
自作刺繍してみた。難しいなあ。白いポロシャツの腕に縫い付けてみようかなあこれ見て「握れっっ!!」は連想できんなあ・・・。#握れっっ!! pic.twitter.com/ZKOjmy689E
— 8823 (@sazanami_bergen) August 5, 2014
@kenta_kokenta
— ポリエス太 (@poly_esta) September 24, 2014
昔、タナカカツキがやってたアパレルで
スケベ大根のワンポイント刺繍の
ポロシャツがあってめちゃくちゃ欲しかったわー。
自作したいw pic.twitter.com/wApXcpGNw5
完全自作のオリジナルポロシャツはワンポイントの可愛いデザインが多いです。
そのうえ、ほとんどが刺繍による加工がメインです。
業者に依頼せずに刺繍でデザインする場合も、慣れれば凝ったデザインを作ることができます。
まとめ
オリジナルポロシャツを自作で作る方法についてまとめました。
オリジナルポロシャツの作り方は自作するか製作業者に依頼するかの2つの方法があります。
自作をする場合は、特別な機械が必要ではない刺繍をおすすめします。
刺繍は簡単な図案であれば初心者でも作ることができるので試してみてください。
製作業者に依頼する時は、ポロシャツの使用用途を考えて作りましょう。
ビジネスとして販売したい場合は、見た目がチープにならないように素材とデザインのコストバランスを考えることが大切です。
逆に1日限りのイベント用ならば比較的安価な素材とデザインでも良いでしょう。
オリジナルポロシャツは今では誰でも簡単に自作することができます。
業者に依頼しても1枚4,000円ほどで作成してくれるところもあります。
オリジナルポロシャツを業者に依頼して自作するのにおすすめの業者はUp-T。
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