最終更新日: 2024年06月12日

オリジナルトートバッグの仕上がりは印刷方法で変わる!印刷の種類やそれぞれの特徴を分かりやすく解説

オリジナルトートバッグ

オリジナルトートバッグにデザインを印刷する際、方法によって仕上がりが異なります。
印刷方法は色々ありますが、デザインや注文数によって最適な方法は変わってくるので、ここでは印刷の種類や特徴を解説します。

他にも、トートバッグの種類や失敗しない業者の選び方なども併せて紹介するので、ぜひ参考にしてください。

オリジナルトートバッグをデザインする

 

トートバッグを選ぶ時のポイント

オリジナルトートバッグ

トートバッグと一口に言っても、素材の種類や生地の厚さ、マチの有無などによって機能性が変わってきます。
ここでは、トートバッグを選ぶ時に確認するべきポイントを紹介します。

素材

まず確認するべきポイントは、素材です。
素材別の特徴やメリット、デメリットを見ていきましょう。

コットン

吸水性に優れ、柔らかな肌触りが特徴です。
Tシャツを始め、トートバッグなど幅広いアイテムに使用されています。

染色の際も綺麗な発色に仕上がるので、カラートートバッグにおすすめ。
また熱に強く、アイロン掛けもしやすいです。

しかし、吸水性が高い反面カビが発生しやすいというデメリットもあります。
変色する可能性もあるので、乾かす時は直射日光を避けて風通しの良い場所で干しましょう。

デニム

10番手以上のタテ糸をインディゴによって染色し、緯糸を染色加工をしてない糸で綾織りにした、コットン素材の厚地織布です。

生地の裏側に白い緯糸が多く出るのが特徴で、ジーンズに使用されることが多いですが、トートバッグに使用されることもあります。
使い込んでいくうちに色落ちしてしまうため、デメリットに感じる人もいますが、味が出るというメリットに感じる人もいます。

リネン

繊維の真ん中に空洞があり、通気性の良さが特徴です。
吸湿性・速乾性に優れ、夏の素材として使用されていますが、実は保温性にも優れているため、年中向いている素材と言えます。

ただし、縮みやすい性質があるので、洗濯する際は洗濯機を使用するよりも手洗いがおすすめです。

ポリエステル

ポリエステルは丈夫で縮みや型崩れが起きにくく、熱に強いのが特徴です。
あらゆる面で耐久性に優れていますが、吸湿性が低い、静電気が発生しやすいなどのデメリットもあります。

ナイロン

摩擦に強く、その強度はコットンの約10倍と言われており、伸縮性はポリエステルよりも優れています。

シワになりにくい、カビが発生しづらいなどのメリットがある反面、熱に弱く、吸湿性が低いといったデメリットもあります。

生地の厚さ

次に確認するべきポイントは、生地の厚さです。
生地の厚さは「oz(オンス)」で表示されており、数字が小さいほど生地は薄くなります。

■3.5〜5oz

単価の安いコットン生地のトートバッグを探しているのであれば、シーチングと呼ばれる3.5〜5ozのトートバッグがおすすめです。

イベントや展示会でのA4サイズのカタログ・資料入れとして使用されていますが、薄手なので若干透け感があります。

■6〜8oz

中身が透けないようにしたい場合は、6〜8ozの生地がおすすめです。
イベントや展示会のカタログ・資料入れだけでなく、習い事のサブバッグなど、活用できる場面が多くなります。

■10〜14oz

キャンバス地とも呼ばれており、丈夫で厚みのある生地です。
耐久性に優れているため、普段使いのファッションアイテムとして使われることも多くあります。

マチの有無

最後の確認するべきポイントは、マチの有無です。
ただし、マチはあれば良いというわけではないため、目的別にマチの有無を決めましょう。

マチ有り

トートバッグの底部分が六角形になっていて、見た目より多く荷物を入れることができます。

しっかりとした作りなので、小さいサイズはランチバッグとして使われることが多いです。
活用シーンによって、最適なサイズを選ぶようにしましょう。

マチ無し

マチ無しは底部分が閉じられているタイプです。
容量は少ないですが、折り畳んでコンパクトにできるのが魅力です。

必要な時に取り出して使えるため、サブバッグとして使われることもあります。
薄手で軽い生地のトートバッグであれば、カバンの中に常備していても邪魔になりません。

 

オリジナルトートバッグの印刷方法

オリジナルトートバッグ

オリジナルトートバッグの仕上がりは、印刷方法によって異なります。
印刷方法は、次の3種類です。
・インクジェットプリント
・シルクスクリーンプリント
・昇華転写プリント

デザインや注文枚数によって最適な方法は変わってくるので、事前に印刷方法の特徴を把握しておきましょう。

インクジェットプリント

インクジェットプリントとは家庭のプリンターで印刷するのと同じ仕組みの印刷方法です。

トートバッグなどの生地に直接インクを吹きかけてプリントしていきます。
フルカラー印刷に対応しており、色やデザインの再現度が非常に優れています。

また製版する必要もないので、何色使っても値段は同じなのが大きな魅力です。

インクジェットには様々な色のカートリッジが搭載されています。
一つ一つの容量は大きくないので、少量生産におすすめの方法です。

シルクスクリーンプリント

シルクスクリーンプリントとは定番のプリント方法で、デザインの色数分だけ版を作ります。

耐久性に優れているため、日常使いするトートバッグでも色褪せしにくいです。
アパレルメーカーが採用している印刷方法だけあり、シルクスクリーンプリントは市販同様のクオリティに仕上がります。

しかし、デザインの色数が多かったり、注文数が少ないと割高になるので注意しましょう。
同じデザインで大量生産したい場合に、おすすめの方法です。

昇華転写プリント

昇華転写プリントとはあらかじめ専用の紙にデザインを印刷し、印刷物を熱圧着してプリントする方法です。
インクジェットプリントと同様、製版が不要で少量生産に向いています。

ただし、昇華転写プリントは100%ポリエステルのトートバッグのみデザインをプリントできます。
天然素材やナイロン生地のトートバッグには印刷できないので注意しましょう。


トートバッグのデザイン方法についてはこちらのコラムで詳しく解説しています。
「オリジナルアイテムを初めて作る方」「デザインが思い浮かばない方」はぜひご参考ください。

おしゃれなオリジナルトートバッグを作ろう!デザインのコツやデザイン例を紹介します|オリジナルTシャツのUP-T


 

オリジナルトートバッグの作成は自作と業者どちらが良い?

オリジナルトートバッグ

オリジナルトートバッグを作成する際は、自作する方法と業者に依頼する方法があります。

どちらの方法にもメリット・デメリットがあるので、方法に迷った時は自分が重視したいポイントを考慮して決めると良いです。
ここでは、それぞれのメリット・デメリットを詳しく紹介します。

自作する方法のメリット・デメリット

メリット

・自作する過程を楽しめる
・完成した時に達成感を味わえる
・印刷以外の方法で加工できる
・コストを抑えられる
・欲しい時にすぐ手に入る

■デメリット

・必要な材料は自分で揃える必要がある
・仕上がりに満足できない場合がある
・時間や労力がかかる

業者に依頼するメリット・デメリット

■メリット

・自作にかかる時間や労力を節約できる
・市販同様のクオリティに仕上がる
・大量注文する場合、割引が適用されることが多い
・必要な材料を自分で揃える必要がない

■デメリット

・手元に届くまで実際の仕上がりは分からない
・手元に届くまで最低でも数日はかかる
・パソコンやスマホで見る色合いと異なる場合がある
・少量注文だと割高になる可能性がある

 

失敗しない業者の選び方

オリジナルトートバッグ

オリジナルトートバッグを作成している業者は数多くあるので、どの業者に依頼しようか迷ってしまう人も中にはいるでしょう。

業者によって仕上がりの質や価格が異なるため、適当に選ぶと後悔する可能性があります。
ここでは、業者を選ぶ際に確認するべきポイントを紹介します。

価格

オリジナルトートバッグを作成する際、なるべくコストを抑えたいという人は多いです。

業者によって同じ注文内容でも費用は異なります。
候補の業者からそれぞれ見積もりを作成してもらい、比較すると一番安い業者がどこなのか一目で分かります。

こだわりがない限り、最初から1社に絞るのはおすすめできません。

納期

オリジナルトートを使いたい日が決まっている場合は、納期にも注目しましょう。

同じ注文内容でも、数日で納品される業者もあれば、1週間以上納品されるところもあります。
あらかじめ納品してほしい日にちを明確に伝えておくと安心です。

実績

印刷のクオリティは業者によって異なるので、なるべく実績の多い業者に依頼した方が安心です。

業者の実績はホームページやSNSで確認することができます。
実績の更新頻度が高い業者は、より安心して依頼できるでしょう。

口コミや評判

口コミや評判は業者を選ぶ上で、重要な判断材料となります。
ホームページが良さそうでも、あまりに口コミや評判が悪い場合は、他の業者に依頼した方が無難です。

ただし、中には事実と異なる内容を書き込む人もいるので、あくまでも参考程度にしておきましょう。

最低ロット数

オリジナルトートバッグを作成している業者の中には、大量注文しか受け付けていないところもあります。

個人で注文する場合は、1つだけ作成したいという人も多いです。
そのため、依頼する業者の最低ロット数も確認しておくことをおすすめします。

 

オリジナルトートバッグの作成はUP-Tがおすすめ

UP-Tなら1枚からオリジナルアイテムが作れる

上記のポイントを比較しても、どの業者に依頼しようか決められない場合はUP-Tがおすすめです。
下記では、UP-Tをおすすめする理由や注文する時の流れを紹介します。

UP-Tをおすすめする理由

・実績が多い
・口コミや評判が良い
・完全送料無料
・通常3営業日出荷
・デザインはサイトにアップロードするだけ
・取り扱っているトートバッグの種類が豊富
・1つから注文可能

注文する時の流れ

①プリントするトートバッグを選ぶ

②カラー展開がある場合は、カラーを選ぶ

③デザインをサイトにアップロードする

④必要に応じて、テキストを入力する

⑤カートに進み、注文個数を入力する

⑥商品のお届けと支払いに必要な個人情報を入力する

⑦内容を確認し、注文を確定する

 

まとめ

今回はオリジナルトートバッグの印刷の種類や失敗しない業者の選び方などを紹介しました。

デザインは同じでも、印刷の種類や依頼する業者によって仕上がりの質は異なります。
しっかり比較してから、印刷方法や業者を選ぶようにしましょう。

ぜひ本記事を参考にして、世界に一つだけのオリジナルトートバッグを作成してみてくださいね。

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監修:丸井織物プリント品質管理部門 宮本智行
監修者情報:丸井織物株式会社プリント品質管理部門
オリジナルプリント業界初のISO9001取得企業
弊社、丸井織物株式会社は、オリジナルTシャツプリント会社としては初の品質管理マネジメント・ システムISO 9001、環境マネジメント・システム ISO 14001の取得企業です。
また、継続的な品質管理と人体・環境への配慮を重視したマネジメントシステムにてPDCAサイクルを回しています。技術として最高峰の TPM優秀賞も受賞。
一般社団法人オリジナルTシャツ協会にも加入しております。
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